リバプールが新たなスポーツ・ディレクター(SD)の候補として、フランクフルトで同職に就くマルクス・クレシェ氏(42)の招…
リバプールが新たなスポーツ・ディレクター(SD)の候補として、フランクフルトで同職に就くマルクス・クレシェ氏(42)の招へいに関心を抱いているようだ。
リバプールはFWモハメド・サラーやDFヴィルヒル・ファン・ダイクを獲得するなど、辣腕で知られたマイケル・エドワーズSDが昨シーズン限りで退任。後任にはこれまでエドワーズ氏をサポートしていたジュリアン・ウォード氏が内部昇格の形で任命された。
ポルトガル方面に強いコネを持つウォード氏は昨夏にベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得するなど存在感を発揮したが、昨年11月に突如として今シーズン限りでの退任を発表。今シーズンは開幕から不振に陥り、スカッドの刷新が急務のクラブはその音頭をとれる後任の選定を続けている。
ドイツ『スカイ』によると、リバプールは有力候補として2025年までフランクフルトとの契約を残すクレシェ氏に強い関心を示している模様だ。
クレシェ氏は2019-20シーズンにRBライプツィヒのSDに就くと、MFダニ・オルモやDFヨシュコ・グヴァルディオルの獲得に貢献。その後、2021年夏にフランクフルトへ引き抜かれると、ここでもFWランダル・コロ・ムアニやMFマリオ・ゲッツェ獲得に尽力し、評価を高めた。
なお、リバプールはクレシェ氏のほかにモナコでSDを務めるポール・ミッチェル氏も後任候補のリストに加えており、夏の移籍市場を前に具体的な動きを見せるかが注目される。