「ナイス2アシスト❣️」 「ブラボー🔥」 Jリーグファン・サポーター、フォロワーたちのいいねが今も鳴り止まない蹴球人のSNS。それは、J1開幕戦を大勝で沸かせた湘南ベルマーレ・町野(サッカー日本代表)のInstagramだ。 18日、町…

「ナイス2アシスト❣️」
「ブラボー🔥」


Jリーグファン・サポーター、フォロワーたちのいいねが今も鳴り止まない蹴球人のSNS。それは、J1開幕戦を大勝で沸かせた湘南ベルマーレ・町野(サッカー日本代表)のInstagramだ。

18日、町野修斗が自身のInstagramを更新し、開幕戦での収穫と次節への意気込みを綴り、ネット上では町野のアグレッシブなプレーに賞賛の声が上がっているという。

「@ohashi.17 ハットトリックはスーパー。👏次節はホーム開幕戦。2連勝するために準備します。そしてゴールを。🔥」

18日、J1開幕節・サガン鳥栖戦で5-1と大勝をもぎ取った湘南。FW大橋祐紀が3ゴールをマークし、Jリーグ・新シーズン初となるハットトリックにも国内外で評価が高まっている。

「昨シーズンは、スタートダッシュに失敗した(湘南・山口智監督)」

そんな言葉を残したのは、14日。2023Jリーグキックオフカンファレンスでの一コマだった。しかしながら、新シーズンの蓋をあけてみれば湘南サッカーを大いに表現したゲーム。町野は、開幕前のメディア全体会見で「ストライカーとして結果を残し続けるシーズンにしたい」とコメントし「開幕で勝利するために、厳しいキャンプを耐えてきた」と意気込みを語っていた。

山口監督も開幕直前の手応えを「すごく選手の表情がいい」と明かし「キャンプがきつかったと町野は言ってたが、そんなことはない」「厳しさの中にも楽しさがある湘南スタイル」への追求を強調し、J開幕へ静かに闘志を燃やしていたのである。

2023年のJリーグは、17日金曜のナイトゲームで長きシーズンが幕開けした。昨シーズン、湘南はスタートダッシュで苦しんだ経験を糧にアウェイに乗り込み、鳥栖を相手に全く新しいサッカーを展開した。

写真左から鳥栖・川井監督、中野選手、湘南・町野選手、山口監督 (撮影/株式会社運動通信社)

J開幕の春、2023年も猛スピードで走り出している。

「開幕で勝利するために、厳しいキャンプを耐えてきた」

開幕前、町野が静かに放った言葉が、全てのJリーガーの想いを代弁しているようで印象的だった。そして、試合開始早々のゴール直後の山口監督の表情は(かつて日本代表として日の丸を背負った)現役時代を彷彿とさせるようないい笑顔に見えた。

開幕ダッシュ大成功の湘南、彼らの勢いとポテンシャルにドキドキワクワクしてしまう。町野の言葉のように連勝とゴール量産を期待せずにはいられない。

文/スポーツブル編集部