総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める“1分間最強”決定戦「喧嘩道 presents BreakingDown7」が19日、幕張メッセにて開催されメインマッチで元K-1王者の安保瑠輝也と、“マルセイユの悪童”こと元K-1シリル・アビデ…

総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める“1分間最強”決定戦「喧嘩道 presents BreakingDown7」が19日、幕張メッセにて開催されメインマッチで元K-1王者の安保瑠輝也と、“マルセイユの悪童”こと元K-1シリル・アビディが対戦。試合は安保がパワー健在、107キロのレジェンドを相手に3ラウンドでKO勝ちした。

◆ジョリー、判定勝利も「『啓之輔の勝ちやろ』という人も多いと思う」 朝倉未来は「MMAなら啓之輔さん」

■YA-MAN「間違っていないと証明した」

3ラウンドを通して安保がレジェンドを圧倒した。1ラウンド目から安保は30キロ差の相手に一発ももらわず。軽やかにアビディのパンチを避けつつ、パンチやボディ、ハイキックで応戦。残り30秒で、アビディのスキを突いた右フックで一度目のダウンを奪った。試合再開直後、飛び蹴りで再びアビディからダウンを奪い安保優勢で第1ラウンド終了。

第2ラウンドも安保は一発を警戒しつつ、ボディや飛びヒザで果敢に攻める。アビディは3度目のダウンを奪われるも気力で立ち上がる。しかし、スタミナもスピードも失ったアビディは防戦一方のまま、試合は最終ラウンドへ。

最終ラウンド、アビディのパンチでヒヤリとする一幕もあったが、ラスト10秒を切ったところで安保がインファイトから左右の連打を浴びせてKO勝ち。

試合後、審査員を務めたYA-MANは「(安保は)間違っていなかったことを自分で証明した」と健闘を称え、朝倉は「トップ戦線にいるプロ格闘家がBreakingDownに出てきてくれて、実力を見せてくれるのは団体としても、とても嬉しい」とし、「公式戦でこう体重差の相手と組むことはあんまりないので、これが実現するのが『ブレイキングダウン』ですね」とメインを締めた試合を総括した。

◆「ブレイキングダウン7」2月19日 対戦カード、勝敗予想、試合結果一覧

◆骨折中のYUSHIが“ヒザ”で粉砕KO 悶絶のこめおは起き上がれずに担架で退場

◆瓜田純士、バン仲村に勝利で男泣き 過去からの“因縁”に終止符

文●SPREAD編集部