「富士薬品セイムス ウィメンズカップ in 甲府」(山梨県甲府市・山梨学院横根テニス場/本戦6月13~18日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。 決勝はオリビア・チャンドラムリア(オーストラリア)…

「富士薬品セイムス ウィメンズカップ in 甲府」(山梨県甲府市・山梨学院横根テニス場/本戦6月13~18日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 決勝はオリビア・チャンドラムリア(オーストラリア)と加治遥(島津製作所)の対戦となり、予選から勝ち上がってきた加治が20歳のチャンドラムリアを6-1 6-3で下して優勝を果たした。試合時間は1時間12分。

 両者は今回が初対戦。今大会での加治は、1回戦で同じく予選を勝ち上がった岡村恭香(ストライプインターナショナル)を7-6(3) 6-3で、2回戦で第8シードの美濃越舞(YCA)を6-1 6-2で、準々決勝で林恵里奈(福井県体育協会)を6-1 6-3で、準決勝では第5シードの今西美晴(島津製作所)を6-4 1-6 6-4で破って勝ち上がっていた。

 22歳の加治は、大学卒業後の今年4月にプロ転向。園田学園女子大学在学中は2015年と16年にインカレ室内2連覇を達成するなどの実績を残し、8月に台湾・台北で開催されるユニバーシアードの日本代表に選ばれている。ITFサーキットではこれまでに単複合わせて3勝を挙げていたが、2.5万ドルの大会では初のタイトル獲得となった。◇   ◇   ◇

【シングルス決勝】

○28加治遥(島津製作所)[Q] 6-1 6-3 ●3オリビア・チャンドラムリア(オーストラリア)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真はシングルス優勝の加治遥(左)と準優勝のオリビア・チャンドラムリア(右)

写真提供◎大会事務局

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