男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は16日、第4シードのH・ルーネ(デンマーク)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク160位のG・ブラウワー(オランダ)のシン…

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は16日、第4シードのH・ルーネ(デンマーク)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク160位のG・ブラウワー(オランダ)のシングルス2回戦が行われたが、ブラウワーが6-4, 4-0とリードした時点でルーネが途中棄権を表明した。
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19歳で世界ランク9位のルーネは先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初の16強入り。前週の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)ではベスト4進出を果たしている。
この日、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が59パーセントに留まったルーネ。第1セットでは第5ゲームで先にブレークに成功するも第7ゲームから4ゲーム連取を許し、先行される。続く第2セットでは序盤で4ゲームを連取されると、第5ゲーム開始前にルーネが棄権を申し出た。試合時間は1時間13分。
ルーネは試合後にインスタグラムを更新しており「本当は今日も続けたかったけど、健康が第一だからね。全豪オープン以来、手首の調子が良くなくて無理を続けていた。またすぐにコートに戻れるようにしたい。彼(ブラウワー)がここで素晴らしい試合をすることを祈っている。また来年、ここで会おう」とつづっている。
勝利したブラウワーは準々決勝で同じくワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク61位のT・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは2回戦で第8シードのA・ズベレフ(ドイツ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第3シードで前回王者のF・オジェ アリアシム(カナダ)、第6シードのD・メドベージェフ、世界ランク14位のJ・シナー(イタリア)、同25位のA・デ ミノー(オーストラリア)がベスト8へ駒を進めている。