今週は東京競馬場でフェブラリーS(ダ1600m)が行われる。テーオーケインズ、ジュンライトボルト、カフェファラオとこの路線のトップクラスがこぞって回避。例年と比較するとやや寂しいメンバー構成だが、その分だけ波乱の可能性は高くなったとも言い換えられそうだ。

過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてドライスタウトを取り上げる。

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■戸崎圭太×牧浦厩舎の黄金コンビ

2歳時に無敗で全日本2歳優駿を制した馬。前走はリステッド競走でまさかの敗戦を喫し評価が下がりつつある馬だが、プラス材料となりうるデータをご紹介したい。

・2021年以降の戸崎圭太×牧浦厩舎のダート成績【3.2.2.1】

馬券内率は87.5%。関西の厩舎にもかかわらず、関東騎手である戸崎圭太とのコンビで際立った好成績を残していたのだ。

なぜ2021年以降に限定したかというと、その年に戸崎圭太がドライスタウトとのコンビを結成したから。そこから牧浦厩舎の騎乗機会を増やしたことで厩舎の信頼を得る勝負騎手の地位を確立したのだ。主戦を務めるレモンポップではなく本馬に騎乗する運びとなったが、陣営の勝負気配を加味すると妙味はこちらにあるのかもしれない。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。