男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク14位のJ・シナー(イタリア)が同48位のB・ボンズィ(フランス)を6-2, 3-6, 6-…

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク14位のJ・シナー(イタリア)が同48位のB・ボンズィ(フランス)を6-2, 3-6, 6-1のフルセットで破り、2020年以来3年ぶりの初戦突破を果たした。
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前週に行われた南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)決勝で世界ランク40位のM・クレッシー(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで破ってツアー7度目のタイトルを獲得したシナー。
第1セット、ファーストサービスが入った時に87パーセントの確率でポイントを獲得。2度のブレークに成功し40分で先行する。しかし第2セット、序盤で3ゲームを連取されたシナーは1度もブレークすることが出来ず、57分で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセットでシナーは1ゲームしか取られず、リターンゲームでは2度のブレークに成功し2時間4分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシナーのコメントを紹介している。
「大会に遅れて参加するのは大変なことだ。今日の自分のパフォーマンスにはとても満足している。僕にとっては簡単なことではなかったんだ。今日は多くのアンフォーストエラーを犯してしまった。それでも、自分のプレーに集中するように努めた」
「スタートはとても良かったし、フィニッシュもかなり良かったので、満足している。次戦はどうなるか見てみよう」
勝利したシナーは2回戦で第1シナーのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは1回世界ランク52位のE・ルースブオリ(フィンランド)を7-5, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第4シードのH・ルーネ(デンマーク)、世界ランク25位のA・デ ミノー(オーストラリア)、同40位のクレッシーらが2回戦へ駒を進めた。
また2回戦では、世界ランク28位のG・ディミトロフ(ブルガリア)、同61位のT・フリークスポール(オランダ)、同130位のS・ワウリンカ(スイス)が8強へ進出している。