総合格闘技団体「RIZIN」は16日、『RIZIN.41』(4月1日/大阪府・丸善インテックアリーナ大阪)の追加対戦カードを発表。

昨年大活躍した皇治と元K-1の芦澤竜誠の因縁の対決はキックボクシングルール、61.0キロ契約に決定した。

◆【実際の映像】乱闘勃発!芦澤竜誠が皇治に飛び蹴りで襲いかかる

■皇治「K-1時代はお前が弱いからできなかっただけ」

会見冒頭の挨拶では、「キックラストマッチに皇治はふさわしい。次からMMAいくのでよろしくお願いします」と皇治にリスペクトのこもった挨拶をした芦澤。

しかし、皇治の前回記者会見での「(芦澤は)ルールも合わせられない」「ストーカー」発言を回想すると、いきなりスイッチが入り早口でまくし立てはじめた。要約すると「MMAをやりたくてRIZINに来たのに、RIZIN側からボクシングルールでオファーが来た。皇治がMMAでの対戦を飲まないと分かった上で、『MMAでやろう』と持ちかけた。結果キックボクシングルールになったので、全部オレの思うツボ。必ず倒し切る」とのことだ。

この発言を受けた皇治は「可愛いな、と。喧嘩売っといてルールごちゃごちゃ言ってる時点でめちゃくちゃ格好悪いからね」と返したが、「かっこ悪い」に食いついた芦澤がますますヒートアップ。“舌戦”が勃発した。

「(K-1時代から)相手にしないといいつつ、オレのこと結局色んなところで話すし、結局オレに(今回)捕まってるし……」「魚みたいに言うなよ」、「お前(芦澤)がずっと負けるからできなかっただけ。お前が勝ってたらいつでもやっとったわ。お前はすぐやられる。ピーピーピーピー言って、演歌歌って、カッコええなと思って登場したらすぐひっくり返るがな。MMAとか言う前にすぐひっくり返らないように頑張れ」としばらく煽り合いが続いた。

■芦澤「ところでお前喧嘩すんの?」

「ところでお前喧嘩すんの?」乱闘の口火を切ったのは芦澤だった。

会見の途中、突然「するなら今引っ叩くぞ」と臨戦態勢の芦澤に、皇治も「引っ叩いてみろ。来い」と挑発。すると間髪入れずに芦澤がダッシュで突っ込み、飛び蹴りを皇治に振り下ろした。皇治は芦澤の左足を掴むと取っ組み合いに。周りのスタッフに止められたが一触即発の展開は続き、マイクで煽り続ける芦澤に、質疑応答は強制終了となった。

写真撮影前には「お前と触れ合うのにはコレが必要やねん。電気走るから」とゴム手袋を付けた皇治。それを見た芦澤は今回の記者会見で初めての笑顔を見せた。

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文●SPREAD編集部