欧州6か国対抗戦で連覇を果たしたスコッドから約半分がブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに招集され、若手中心でアルゼンチンに遠征したイングランド代表は現地時間17日、サンタフェでアルゼンチン代表とテストシリーズの第2戦目をおこない、3…

 欧州6か国対抗戦で連覇を果たしたスコッドから約半分がブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに招集され、若手中心でアルゼンチンに遠征したイングランド代表は現地時間17日、サンタフェでアルゼンチン代表とテストシリーズの第2戦目をおこない、35-25で連勝、2016-2017シーズンを終えた。

 互いに3トライずつ挙げ、25-25で迎えた64分(後半24分)、イングランドはゴール前ラインアウトからモールで押し切って勝ち越し、73分にはSOジョージ・フォードのドロップゴールで突き放した。

 イングランド代表とアルゼンチン代表は2019年ラグビーワールドカップで同組に入ることが決まっているライバル同士。今年の秋にも対戦予定で、次はロンドンでぶつかる。

 2年後の大舞台でその2チームと一緒の“死の組”に入るフランス代表は、今夏は南アフリカに遠征中で、スプリングボックス(南ア代表)相手に11年ぶりのアウェイ戦勝利を目指しているが、17日にダーバンでおこなわれた第2戦は15-37で敗れた。ツアー成績は0勝2敗。

 一方、昨年は4勝8敗(勝率33%)と最悪の成績だったスプリングボックスだが、アリスター・クッツェー体制の2年目は出だし好調で、8月19日開幕のザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)へも期待が高まる。

 南アフリカ代表×フランス代表のテストシリーズ第3戦(最終戦)は、24日にジョハネスバーグでおこなわれる。