チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、パリ・サンジェルマンvsバイエルンが14日に行われ、0-1でバイエ…
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、パリ・サンジェルマンvsバイエルンが14日に行われ、0-1でバイエルンが先勝した。
ユベントスやベンフィカが同居したグループを4勝2分けの2位で通過したPSGは、メッシとムバッペが復帰。ムバッペはベンチスタートとなったが、メッシはネイマールと2トップを形成した。
一方、バルセロナやインテルが同居した死のグループを全勝の首位で通過したバイエルンは、3バックを採用。最前線にチュポ=モティング、2シャドーにムシアラとサネを起用した。
フラットな[4-4-2]で構えるPSGに対し、バイエルンがポゼッションする展開で立ち上がっていく。押し込むバイエルンはカンセロとコマンの両サイドを使って揺さぶりにかかるも、決定機を演出するには至らない。前半終盤の43分、キミッヒがミドルシュートでオンターゲットを記録したが、GKドンナルンマにセーブされた。
結局、球際の局面では厳しい攻防が繰り広げられたものの、PSGがリスクを冒さなかった前半はゴールレスで終了した。
直接FKのシュート1本に終わった前半を受けてPSGはハキミに代えてキンペンベを投入。バイエルンに合わせて3バックに変更した。
そのPSGが前半とは一転して攻めに出るも、先制したのはバイエルン。53分、後半から投入されていたアルフォンソ・デイビスの左クロスをファーサイドのコマンがボレーで蹴り込んだ。
コマンの恩返し弾を食らったPSGはムバッペを投入。3トップに右からメッシ、ネイマール、ムバッペと並べた。
しかし63分、バイエルンが追加点に迫る。右サイドをムシアラが突破してボックス内へ。クロスを送りチュポ=モティングが枠内シュートを放ったが、GKドンナルンマのファインセーブに阻まれた。さらに直後のCKからパヴァールの放ったヘディングシュートも枠を捉えるも、ここもGKドンナルンマの好守に阻止される。
守護神に救われたPSGは73分に同点のチャンス。ムバッペが快速を飛ばしてボックス左へ。GKと一対一となったが、シュートはゾマーにセーブされた。
そして82分には同点に追いつきかける。ネイマールのスルーパスでボックス左に侵入したメンデスが深くえぐってクロスを送ると、最後はムバッペが押し込んだ。しかしメンデスのポジションがオフサイドでVARの末にノーゴールに。
さらに84分、メンデスが左サイドを突破したプレーからメッシがフィニッシュ。だが、ゴール前のパヴァールにカットされてしまった。
最終盤にかけてもPSGが攻勢をかけ、追加タイムにはパヴァールが2枚目のイエローカードを受けたバイエルンだったが、1-0で逃げ切り。敵地での1stレグを制している。