男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク60位のL・ソネゴ(イタリア)を6-2, 6-…

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク60位のL・ソネゴ(イタリア)を6-2, 6-3のストレートで破り、2年連続3度目の初戦突破を果たした。
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昨年の同大会ではA・マレー(イギリス)C・ノリー(イギリス)A・ルブレフS・チチパス(ギリシャ)らを下し優勝を飾っている22歳のオジェ アリアシム。王者として臨むこの試合では13本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。ソネゴにブレークを許さないプレーを披露すると、リターンゲームでは3度のブレークチャンスを創出し、そのすべてを決め切る決定力を見せ、1時間22分で快勝した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには2連覇を目指し好スタートを切ったオジェ アリアシムのコメントが掲載されている。
「もちろん安定した勝ち上がりを見せたかった。けど、彼(ソネゴ)のようにトリッキーで競争力のある相手に対するスコアとしては素晴らしいパフォーマンスだったと思う。サービスを落とさずに今週をスタートさせたのは最高だね。今年のドローはとても強いけど、今日のようなプレーを続けていればチャンスはあると思うし、その時になってみないとわからない」
オジェ アリアシムは2回戦で世界ランク71位のG・バレール(フランス)と対戦する。バレールは1回戦で同41位のD・ゴファン(ベルギー)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのチチパスや第5シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第8シードのA・ズベレフ(ドイツ)らが初戦突破を果たした。