男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は13日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク28位のG・ディミトロフ(ブルガリア)が予選勝者で世界ランク98位のA・カラツェフを6-1,…

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は13日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク28位のG・ディミトロフ(ブルガリア)が予選勝者で世界ランク98位のA・カラツェフを6-1, 6-3のストレートで破り、2020年以来3年ぶり8度目の初戦突破を果たした。
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2018年に準優勝を果たしているディミトロフ。今季ツアー初戦となった全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れベスト16進出を逃している。
その全豪オープン1回戦で対戦しストレート勝ちを収めたカラツェフとの一戦。この日、ディミトロフはファーストサービスが入ったときに95パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、わずか58分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにディミトロフのコメントを掲載し「戦うために出場した。オーストラリアのシーズン後、なんとなく熱くなっていたんだ。その後は何もプレーしていなかったからね。家で過ごす時間もあった。練習にも飽きてきたし、“よし、今だ!”って感じたよ」と語った。
勝利したディミトロフは2回戦で第5シードのH・フルカチュ(ポーランド)と世界ランク24位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)の勝者と対戦する。
同日には世界ランク45位のR・ガスケ(フランス)と同130位のS・ワウリンカ(スイス)が2回戦に駒を進めている。