【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆先週の血統ピックアップ・2/11 クイーンC(GIII・…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・2/11 クイーンC(GIII・東京・芝1600m)

 中団を追走したハーパーが直線で馬群を割って伸び、ドゥアイズ、モリアーナに競り勝ちました。JBCレディスクラシックを制したヴァレーデラルナ(父ドゥラメンテ)の半妹で、母セレスタはアルゼンチンの2歳牝馬チャンピオン決定戦であるエストレージャスジュヴェナイルフィリーズ(亜G1・芝1600m)の勝ち馬です。

 母の父ジャンプスタートはシアトルスルーの孫ですが、母方にシアトルスルーを持つハーツクライ産駒は、スワーヴリチャード、ドウデュース、ダノンベルーガなど多くの重賞勝ち馬が出ている成功パターンです。

 ハーツクライ産駒のクイーンC制覇は2017年のアドマイヤミヤビに次いで2頭目。いずれも友道康夫厩舎の所属馬です。アドマイヤミヤビはその後オークスで3着となりましたが、ハーパーは桜花賞のほうが向きそうです。

◆今週の血統注目馬は?

・2/18 フリージア賞(3歳1勝クラス・東京・芝2000m)

 東京芝2000mと相性のいい種牡馬はモーリス。連対率40.5%は、2013年以降、当コースで産駒が20走以上した51頭の種牡馬のなかで第1位。当レースにはアップトゥミーが登録しています。昨年秋に未勝利戦を勝ち上がり、今回が昇級緒戦。牡馬相手、初距離と、越えなければならないハードルはありますが、ユーキャンスマイルとルビーカサブランカの半妹にあたる良血。通用するほうに懸けたいと思います。