男子テニスのコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第6シードのF・コリア(アルゼンチン)が昨年覇者で第3シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-4, 7-6 …

男子テニスのコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第6シードのF・コリア(アルゼンチン)が昨年覇者で第3シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-4, 7-6 (7-2)のストレートで破り、ATPツアー大会では2021年7月のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)以来2度目の決勝進出を果たした。
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今季は1月のASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と2週連続で初戦敗退となっていた30歳のコリア。
今大会では1回戦で世界ランク78位のT・モンテイロ(ブラジル)を下し初戦突破。2回戦では同93位のM・チェッキナート(イタリア)、準々決勝では第2シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)がそれぞれ途中棄権し、2021年以来2年ぶり2度目の4強入りを決めた。
この日の第1セット、コリアはファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは序盤からブレークポイントを掴むと終盤となった第10ゲームでブレークに成功し、先行する。
続く第2セットではブレークを奪い合う展開に。第11ゲームで3度目のブレークを許し、ラモス=ヴィノラスが第12ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも2度のセットポイントを凌ぎブレークを奪う。タイブレークにもつれ込むとコリアが3度のミニブレークに成功し、2時間32分で勝利した。
キャリア初優勝がかかるコリアは決勝で第4シードのS・バエス(アルゼンチン)と対戦する。バエスは準決勝で予選通過者で世界ランク138位のH・デリエン(ボリビア)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。