男子テニスツアーの下部大会であるM25 バーニー(オーストラリア/バーニー、室外ハード、ITFフューチャーズ)は12日、シングルス決勝が行われ、第3シードの清水悠太がワイルドカードで出場する世界ランク589位のA・ボルト(オーストラリア)…

男子テニスツアーの下部大会であるM25 バーニー(オーストラリア/バーニー、室外ハード、ITFフューチャーズ)は12日、シングルス決勝が行われ、第3シードの清水悠太がワイルドカードで出場する世界ランク589位のA・ボルト(オーストラリア)を6-4, 6-4のストレートで破り、今季初優勝を飾るとともにITF大会では9個目のタイトルを獲得した。
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今季初戦となった先月のバンコク・オープン2(タイ/ノンタブリー、室内ハード、ATPチャレンジャー)では予選決勝で敗れていた清水だったが、続くキャタピラー・バーニー国際(オーストラリア/バーニー、ATPチャレンジャー)ではチャレンジャー大会初の4強入り。2月6日付ATP世界ランキングではキャリア最高位となる337位に浮上した。
そして、その翌週に開催された今大会では1回戦でP・フィッツジェラルド(オーストラリア)、2回戦で世界ランク717位のE・ウィンター(オーストラリア)、準々決勝で同458位のT・ファンカット、準決勝で同534位のM・シャザール(フランス)を全てストレートで下し決勝に進出した。
この日の第1セット、第3ゲームで先にブレークに成功したが直後の第4ゲームでブレークバックを許した清水。それでも終盤で3ゲームを連取し、先行する。
続く第2セット、第6・第7ゲームでは互いにブレークチャンスを掴むも活かせず。しかし、清水は第9ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープし、優勝を果たした。
清水はこれまで2019年に3度、2020年に2度、2022年に3度、ITF大会でトロフィーを掲げている。