男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのJ・イズナー(アメリカ)が第6シードのJ・J・ウルフ(アメリカ)を3-6, 7-5, 7-6 (7-4)の逆転フルセ…

男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのJ・イズナー(アメリカ)が第6シードのJ・J・ウルフ(アメリカ)を3-6, 7-5, 7-6 (7-4)の逆転フルセットで破り、大会初の決勝進出を果たすとともに、今季ツアー初優勝に王手をかけた。
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37歳のイズナーは同大会で2019年と2022年に記録したベスト4が最高成績となっていたが、この試合では第1セットを落とした状態から第2・ファイナルセットは1度もブレークを与えることなく勝利。
試合を通して31本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得し、2時間31分で逆転勝ちをおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはイズナーのコメントが掲載された。
「今日の試合はサーブでたくさんのブレークポイントを凌いだね。それがなかったらストレートでコートの外にほっぽり出されていたよ。もちろん、僕がこの武器を持っているのは幸運なことだし、今日は特にそれが必要だったね。明日、ここダラスで決勝を迎えられることに興奮しているよ」
2021年8月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)以来 約1年6カ月ぶり17度目のツアー制覇をかけて、イズナーは決勝で第1シードのT・フリッツ(アメリカ)と世界ランク97位のウー・イービン(中国)のどちらかと対戦する。