男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は10日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのJ・イズナー(アメリカ)が世界ランク102位のE・ゴメス(エクアドル)を7-6 (7-8), 7-5のストレートで…

男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は10日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのJ・イズナー(アメリカ)が世界ランク102位のE・ゴメス(エクアドル)を7-6 (7-8), 7-5のストレートで破り、2年連続4度目のベスト4進出を果たした。
>>西岡、ダニエルら デルレイOP組合せ<<
>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<
今季、1月のASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初戦敗退となっていた元世界ランク8位のイズナー。今大会では1回戦で世界ランク108位のツェン・チュンシン(台湾)、2回戦で同99位のD・アルトマイアー(ドイツ)を下し8強入りを決めた。
この日、イズナーは23本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1セットをタイブレークの末に制すと、第2セットでは終盤となった第12ゲームでブレークに成功し、1時間47分で勝利した。
また、イズナーはこの試合でタイブレークを制したことで、1968年のオープン化以降のATPツアー大会においては初の500勝を達成した選手となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに「僕のキャリアの中で、タイブレークには何度も勝利してきたし、第1セットではなおさらね。そのような状況に置かれることで多くの経験を積むことができた。N・ジョコビッチ(セルビア)のように6-1, 6-0で勝ちたいけど、それは僕のスタイルじゃないからね」と語った。
勝利したイズナーは準決勝で第6シードのJ・J・ウルフ(アメリカ)と対戦する。ウルフは準々決勝で第2シードのF・ティアフォー(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのT・フリッツ(アメリカ)が4強に駒を進めている。
【タイブレーク勝利数 トップ5】
1位:イズナー 500勝319敗
2位:R・フェデラー(スイス) 466勝247敗
3位:I・カルロビッチ(クロアチア) 398勝403敗
4位:P・サンプラス(アメリカ) 328勝194敗
5位:F・ロペス(スペイン) 325勝278敗