チーム名は「和歌山橋本Atta boys(アラボーイズ)」 米4年目のシーズンを迎えるレンジャーズ傘下マイナーの筒香嘉智…

チーム名は「和歌山橋本Atta boys(アラボーイズ)」

 米4年目のシーズンを迎えるレンジャーズ傘下マイナーの筒香嘉智外野手が、故郷の和歌山県橋本市で少年硬式野球チームを設立することになった。4月の始動に向けて、現在は部員を募集中。これまで少年野球界に向け、数々の提言をしてきた男が自ら育成に乗り出す。

 筒香が新たな一歩を踏み出す。子どもたちの未来のために、DeNA時代から様々な提言をしてきた筒香は、主戦場を米国に移してもその歩みを止めることはなかった。2021年には自費2億円を投じて故郷に総合スポーツ施設「TSUTSUGO SPORTS ACADMY」の建設を開始。天然芝の本球場とサブグラウンド、室内練習場が揃った施設は今夏にも完成を迎える。

 今回設立する少年硬式野球チーム「和歌山橋本Atta boys(アラボーイズ)」は、「TSUTSUGO SPORTS ACADMY」を拠点に活動予定。小学1年生から5年生(6年生は要相談)を対象とする。筒香はシーズン中は直接指導はできないが、指導者とオンライン会議などを通じてコミュニケーションを図り、米国で自ら見聞きした練習メニューなどを提案していく予定だ。

 チーム名にも採用されている「Attaboy」は「よくやった!」「いいぞ!」「その調子だ!」という意味の英語で、育成の現場でよく耳にする掛け声だ。挑戦したことを褒めてもらった子どもたちは自信を深め、また次の挑戦への意欲をかき立てられる。足りない点を叱るのではなく、褒めて長所を伸ばそうというチームの方針の表れでもある。

3月5日に入部説明会、天然芝のグラウンドで4月スタート

 子どもたちが心身ともに健やかに伸び伸びと成長するため、スポーツを介した育成サポートをしていきたいと考えていた筒香は、2019年に橋本市スポーツ推進アドバイザーに就任。スポーツ教育を実現するための母体として、昨年8月に一般財団法人「筒香青少年育成スポーツ財団」を設立した。オーナーを務める筒香が不在の間は、元体育教員で理事長を務める兄・裕史さんがその理念を広める手助けをする。

 チームは3月5日に入部説明会を行い、3月中は11日以降全ての土日で体験会を実施。4月から本格始動となる予定だ。

 現役選手ながらグラウンド外で異例の挑戦をし続ける筒香。子どもたちにとって憧れの存在であり続けるためにも、20日(日本時間21日)から始まるスプリングトレーニングで結果を残し、メジャー契約を勝ち取りたい。(Full-Count編集部)