昨年は1番人気2着スターズオンアースが桜花賞、オークスに勝ち、一昨年は2番人気で勝利したアカイトリノムスメがオークス…

 昨年は1番人気2着スターズオンアースが桜花賞、オークスに勝ち、一昨年は2番人気で勝利したアカイトリノムスメがオークス2着のち秋華賞に優勝。これらを含め過去10年間で1番人気馬は【4-1-2-3】。3番人気以内馬まで枠を広げれば【9-5-5-11】と比較的人気サイドで収まるケースが多い。

 ◎ドゥアイズは阪神ジュベナイルフィリーズ3着。この時は7枠13番で、スタートがゆっくりだったために巧みにインに潜り込み、そのまま内を突こうかという騎乗だったが、最後の直線で前が壁になって立て直す不利があった。外に持ち出されてからの脚には見どころがあり、惜しい競馬だった。デビュー戦が5番人気で、前走は10番人気。これまではあまり人気にならなかったが、強い馬だ。初めて経験する左回り、そして人気を背負っての出走ということが気になるが、勝てばクラシックの有力候補となる。

 〇ハーパーは阪神芝1600mの牝馬限定未勝利戦の優勝馬。デビュー戦に選んだ牡馬混合の2000m戦では4角でスムーズさを欠いたものの、最後までしっかりと脚を伸ばして2着。中2週で挑んだ前走はスローペースでもしっかりと2番手で折り合い、最後の3ハロン11.7秒、11.1秒、11.7秒というレースラップを楽に突き抜けた。母セレスタはエーピーインディ系でアルゼンチンの2歳牝馬チャンピオン。牝馬ながらに馬格にも恵まれ、将来が楽しみな1頭だ。

 ▲グランベルナデットは中山競馬場芝2000mの未勝利戦優勝馬。この時は前半3ハロン35.3秒、同1000m59.7秒というハイペースを手応えよく追走し、4角先頭から後続を突き放した。さすがに坂を上がってからは苦しくなったようだが、それでも後続に3馬身。勝ちタイムの2分1秒1も同開催の2歳戦では9鞍中2番目のもの。ホープフルSを上回るものだった。母は米国の芝重賞3勝馬。一族にはニューイヤーズデイもいる名血だ。仕上がりの早そうなタイプで、この馬にも注目したい。

 △モリアーナは阪神ジュベナイルフィリーズ2番人気。札幌のコスモス賞ではドゥアイズを寄せ付けなかった。そのコスモス賞でも若干は外に張り気味のところはあったが、それが前走では顕著になり、前走は競馬にならなかった。久々で14kg増も影響したか。東京マイルのデビュー戦は強い内容だった。その時と同じ舞台で巻き返しを狙う。母はダイワメジャー産駒の中堅マイラー。気の強い配合で、今回が試金石となりそうだ。

 強烈な決め脚を持っている△ウンブライル、良血の△イングランドアイズのレースぶりにも注目したい。