兵庫・尼崎市の「ミチイスポーツ」…入店して目に飛び込んでくる“グラブの壁” ネット販売を行わず、店舗に溢れんばかりの野球…
兵庫・尼崎市の「ミチイスポーツ」…入店して目に飛び込んでくる“グラブの壁”
ネット販売を行わず、店舗に溢れんばかりの野球ギアを揃える専門店が兵庫・尼崎に存在する。時代と逆行する営業形態で人気を集めているのが、西日本最大級の野球専門店「ミチイスポーツ」だ。グラブを購入すると最大でスパイクの“おまけ”がつくなど、常識を超えたサービスを展開する人気店に迫った。
店内に入り目に飛び込んでくるのが“グラブの壁”。ミズノ、ゼット、ローリングス、SSK、スラッガーら有名どころから、米国の4×4(フォーティーフォー)などほぼ全てのメーカーを取り扱っている。型付けサンプルも豊富に揃えており、自ら手に取ってお気に入りのグラブを購入できる。
インターネットなどでの販売は一切せず、約1000の在庫を抱える。同店の道井義之社長は「まずはお客さんに楽しんでもらいたい。グラブは決して安くなく高価なもの。見て、触って、はめて、自分に合ったものを選んでほしい」と、その理由を語る。
同じメーカー、種類のグラブでも革の状態などで全く同じものは作れないという。型付けサンプルを何十種類も置く理由についても「イメージだけではどのようなグラブに仕上がるか分からない。少しでも参考にしてほしいからです」と、グラブ選びに失敗してほしくない思いを強く持っている。
グラブを購入するとスパイクが“特典”でついてくることも
グラブの他にもバット、スパイク、ユニホーム、手袋などでも他店にはない種類も揃えており、野球に必要な用具はほぼ全て同店で見つかる。もう一つの特徴が豪華すぎる“おまけ”だ。例えば、グラブを購入するとスパイクがついてくる。それも、売れ残っている在庫品などではないというから驚きだ。
グラブ以外にも、ある程度の商品を購入すると、手袋やソックスなど野球で必要になる消耗品がおまけでついてくる。創業当初から続くサービスについて道井社長は「お客さんがびっくりしたり喜んでいる姿を見るのが楽しい。野球はお金がかかるスポーツ。少しでも負担を減らして続けてほしい思いがある」と説明する。
甲子園のお膝元である兵庫や関西圏だけでなく、店には全国から野球人が訪れる。接客で心掛けているのは「しっかりと会話し、相手が何を求めているか。幼い子どもは上手く伝えることが難しいですが、何種類も道具を試してもらって本当に合ったものを提供する。ここでしかできない会話も楽しいですから」と語る。
野球好きには店内を見るだけでも心が踊る専門店。「実際に見て、触って感じてほしいです」と道井社長。是非一度、足を運んでみてはいかがだろうか。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)