■ファ…

■ファイティングイーグルス名古屋vs横浜ビー・コルセアーズ(@名古屋市枇杷島スポーツセンター)

GAME1:2月11日15時5分 GAME2:2月12日15時5分

 第18節から勝利が遠のいているファイティングイーグルス名古屋は前節、ホームで秋田ノーザンハピネッツと対戦した。初戦は各クォーターを10点台に抑え込まれ、最終スコア55-74で完敗。40分間で21本放った3ポイントシュートは、一度もリングをくぐらなかった。翌日も白星をつかみことができなかったものの、5点差で決着。GAME1で不発に終わった3ポイントは10本沈め、リバウンドでも秋田よりも5本上回った。連敗脱出まであと一歩まで迫った経験を活かし、中断期間前の2連戦で待望の勝利なるか。

 その相手となるのが、中地区2位に位置する横浜ビー・コルセアーズだ。横浜BCは前節、ホームで千葉ジェッツとの地区首位対決に挑んだものの、結果は2連敗。GAME1は75-98、GAME2は82-93で敗れ、2試合を通じて第1クォーターで「30」を超える失点を喫した点が悔やまれる結果となった。今節、まずは立ち上がりで先手を取られないことが勝利への絶対条件。負傷したキング開の穴を誰が埋めるかにも注目が集まる。

 前節のFE名古屋のフリースロー確率を見ると、GAME1が21分の13、GAME2も17分の8と振るわなかった。対する横浜BCも、第21節終了時点でのフリースロー成功率がわずか59.7パーセント。これはB1全体で最も低い数字であり、今後の地区優勝争いに向けても致命傷になりかねない。ともに連敗脱出がかかる両者の初対決は、与えられたチャンスを確実にものにしたチームに勝利が傾くだろう。

文=小沼克年

■ロスター

・FE名古屋(HC:川辺泰三)

アンドリュー・ランダル

宮崎恭行

ストックマンJr. ケドリック

エヴァンスルーク

林瑛司

宮本一樹

石川海斗

野﨑零也

中村浩陸

ジョナサン・ウィリアムズ

満尾竜次 ※特別指定

相馬卓弥

笹山貴哉

ジェレミー・ジョーンズ

葛原大智

・横浜BC(HC:青木勇人)

パトリック・アウダ

河村勇輝

赤穂雷太

森川正明

チャールズ・ジャクソン

大庭岳輝

デビン・オリバー

森井健太

キング開

松崎裕樹

須藤昂矢

平岡勇人 ※ユース育成特別枠

エドワード・モリス