■茨城…

■茨城ロボッツvs新潟アルビレックスBB(@アダストリアみとアリーナ)

GAME1:2月11日15時10分 GAME2:2月12日15時5分

 茨城ロボッツは前節、京都ハンナリーズ戦でGAME1を79-85で落としたが、GAME2で90-75の逆転勝ち。前半にリードを許したが、ディフェンスの強度を高めた後半を55-36と圧倒。福澤晃平、鶴巻啓太が3ポイントシュートを決め、エリック・ジェイコブセンとチェハーレス・タプスコットが“ダブルダブル”の活躍を見せた。GAME1に続き、20点近くを挙げた速攻も威力がある。

 茨城はバイウィーク前最後のホームゲームとなる今節、その力強い試合運びを前半から仕掛けたい。新潟アルビレックスBBとは、昨シーズン2勝2敗の互角だったが、今シーズンの対戦は初めて。3戦連続の2ケタ得点を挙げる福澤の長距離砲が火を噴くと、チームが勢いづきそうだ。2022年12月末以来の連勝を手繰り寄せられるか。

 一方、新潟は前節、宇都宮ブレックスに敗れて、5連敗。コフィ・コーバーンや杉本天昇などの欠場が響き、GAME1は64-104で大敗。GAME2は15ターンオーバーを喫するなど54-86で敗れた。ただ、劣勢のなかでもGAME1は10本のスティールを挙げ、GAME2はゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスの併用で食い下がる場面も見られた。

 ただ、B1残留を争う西地区の滋賀レイクスが勝利したことで、新潟はB1最下位へ転落。戦力の回復が待たれるなか、今節こそ連敗を食い止めたい。茨城は攻撃力が高いだけに、速攻につながるターンオーバーをどれだけ少なくできるか。攻撃では、前節2戦合計でフィードゴール成功2本に終わった木村圭吾の奮起を期待したい。

文=大橋裕之

■ロスター

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)

トーマス・ケネディ

福澤晃平

浅井修伍※特別指定

多嶋朝飛

荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠

チェハーレス・タプスコット

中村功平

キャメロン・クラットウィグ

山口颯斗

エリック・ジェイコブセン

山口哲平 ※ユース育成特別枠

鍵冨太雅

平尾充庸

鶴巻啓太

林翔太郎

ジャワラジョゼフ

・新潟(HC:コナー・ヘンリー)

モサクオルワダミロラ雄太ジョセフ

澁田怜音

ケヴェ・アルマ

冨岡大地

スティーブン・グリーン

杉本天昇

木村圭吾

綿貫瞬

コフィ・コーバーン

ロスコ・アレン ※インジュアリーリスト

池田雄一

遠藤善

武藤俊太朗※特別指定

玉木祥護

小池文哉※特別指定