■広島…

■広島ドラゴンフライズvs群馬クレインサンダーズ(@広島サンプラザホール)

GAME1:2月11日14時 GAME2:2月12日14時

 西地区首位の座を島根スサノオマジックに譲った広島ドラゴンフライズは、前々節と同様に前節もGAME1を取りながらGAME2を落とし、島根との差は星2つに開き、琉球ゴールデンキングスと名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝率で追いつかれてしまった。GAME1はドウェイン・エバンスを軸にオフェンスが安定し、8試合ぶりの90得点台。GAME2も第1クォーターは22-11と先手を取ったが、第2クォーターは相手の勢いに飲まれて11-33。後半も点差を広げられ、失点が15試合ぶりに90点を超えた。直近の6試合で4敗を喫し、そのうち3敗がホーム。今節はホームをしっかり守りきりたい。

 群馬クレインサンダーズもホームでは4連敗中だったが、前節のシーホース三河戦はホームを守った。GAME1は16得点8アシストのジャスティン・キーナンを中心に得点を重ね、第4クォーターはトーンダウンしたものの、それまでの22点リードが効いた。GAME2は4点ビハインドで迎えた第4クォーターにトレイ・ジョーンズがエースの働きを披露した。3連勝中のアウェーで白星を伸ばすことができるか。

 台頭する西地区勢の一角を占める広島は、千葉ジェッツに1つ土をつけているが、アルバルク東京には連敗。東地区上位に通用するかどうかという点で、この群馬戦は試金石になる。獲得が発表されたカイ・ソットの合流は中断期間明けの見込みで、今節はやはりエバンスとジョーンズのマッチアップに注目が集まりそうだ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・広島(HC:カイル・ミリング)

寺嶋良

朝山正悟

辻直人

アイザイア・マーフィー

船生誠也

ケリー・ブラックシアー・ジュニア

上澤俊喜

カイソット

中村拓人

ドウェイン・エバンス

佐土原遼

ニック・メイヨ

三谷桂司朗 ※特別指定

・群馬(HC:水野宏太)

ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア※特別指定

星野曹樹

マイケル・パーカー

トレイ・ジョーンズ

五十嵐圭

八村阿蓮

野本建吾

菅原暉

アキ・チェンバース

並里成

ケーレブ・ターズースキー

山崎稜

ジャスティン・キーナン