■秋田…

■秋田ノーザンハピネッツvs仙台89ERS(@CNAアリーナ☆あきた)

GAME1:2月11日14時5分 GAME2:2月12日14時5分

 秋田ノーザンハピネッツは前々節に続いて前節も連勝し、“貯金”を「4」とした。2017-18シーズンにB2で顔を合わせて以来の対戦となったファイティングイーグルス名古屋に対し、GAME1は前半で47-22と圧倒。後半に得点が伸びなかったのは反省材料だが、3ポイントシュートを1本も決めさせなかったディフェンス面は貫禄の一言に尽きる。リバウンドで苦労したGAME2は後半に最大13点差から粘られたものの、最後まで逆転は許さず逃げきった。スティーブ・ザックはGAME1で10アシストを挙げ、オールラウンダーぶりを誇示している。

 対する仙台89ERSは名古屋ダイヤモンドドルフィンズの地力に屈し、連勝が「3」でストップ。GAME1は第1クォーターこそ12失点だったが、その後は相手のオフェンスを止めることができず、第4クォーターに突き放された。GAME2は岡田泰希の3ポイントシュートなどで第2クォーターに得点を伸ばしたが、第3クォーターに8得点と沈黙し、その後10点差まで縮めるのが精一杯だった。GAME1で17個、GAME2で22個と、ターンオーバーの課題は依然解消できていない。

 B1では6シーズンぶりの顔合わせとなった第18節も、仙台は秋田のディフェンスに苦しみ、16個のターンオーバーを喫して完敗した。ガード陣はその数を抑えているが、前節GAME2は青木保憲が移籍後最多の5ターンオーバー。ディフェンスの圧の強い秋田との対戦を、青木は名誉挽回のチャンスにしなければならない。

文=吉川哲彦

■ロスター

・秋田(HC代行:ケビン・ブラスウェル)

スティーブ・ザック

王偉嘉

大浦颯太

田口成浩

スタントン・キッド

ケレム・カンター

川嶋勇人

伊藤駿

中山拓哉

長谷川暢

多田武史

保岡龍斗

古川孝敏

・仙台(HC:藤田弘輝)

小林遥太

小寺ハミルトンゲイリー

岡田泰希

澤邉圭太

寺澤大夢

ベイリー・スティール

寒竹隼人

青木保憲

渡辺翔太 ※インジュアリーリスト

渡部琉 ※特別指定

ジャスティン・バーレル

ラショーン・トーマス※インジュアリーリスト

田中成也

加藤寿一

ネイサン・ブース

片岡大晴