「コーチや周りの人たちが育ててくれる」あの一流アスリートたちの育てかたhttp://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/011519.htmlスポーツをする子どもを持つ親の悩みはさまざま。「子どものサッカーを…
「コーチや周りの人たちが育ててくれる」あの一流アスリートたちの育てかた
http://www.sakaiku.jp/column/mental/2016/011519.html
スポーツをする子どもを持つ親の悩みはさまざま。
「子どものサッカーを応援したいけど、どんなサポートをすればいいんだろう……」
「親として、どんな手助けをしてあげたらいいのかな……」
このような悩みを持つお父さんお母さんは、多いのではないでしょうか。
4月中旬、スポーツをする子どもを持つ親に向けて、『アスリートペアレンツアカデミーシンポジウム』が行われました。パネリストはテニスの杉山愛さんの母・芙沙子さん。フェンシングの太田雄貴選手の父・義昭さん。そして、卓球の平野早矢香選手の母・美恵さんです。この3人は、どのように子どもたちと関わり、お子さんが世界トップレベルのアスリートになるためのサポートをしたのでしょうか? 城北信用金庫で行われたシンポジウムの一部を紹介します。(取材・文 鈴木智之)
■「コーチや周りのみんなが育ててくれる」太田雄貴選手の父の場合
北京五輪で銀メダル、ロンドン五輪では団体で銀メダルを獲得し、2020年の東京五輪招致でも活躍したフェンシングの太田雄貴選手。父親の義昭さんは、40年間、小学校の先生をしてきました。義昭さんが子どもたちと関わるうえで大切にしていたのが“間違えること”だったそうです。たとえば学校の授業で、誰かが間違った答えを言ったとします。そこで「失敗の原因を探ることが、正解につながる」と、みんなで考えるようにしていたそうです。
この“みんなで考えること”がポイントで、義昭さんは「子どもは学校や習い事のなかで、先生やチームメイト、先輩、後輩との会話からいろいろ教わり、成長していくもの」と語り、その意図を次のように説明します。
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