寒い日や季節の変わり目はからだがついていかず、体調を崩して風邪をひいてしまう方も多いのではないでしょうか。「仕事が忙しくて休めない」「子供の受験がある」など、冬は何かと忙しい時期。そんなときにできれば風邪なんてひきたくないものです。体調を…
寒い日や季節の変わり目はからだがついていかず、体調を崩して風邪をひいてしまう方も多いのではないでしょうか。「仕事が忙しくて休めない」「子供の受験がある」など、冬は何かと忙しい時期。そんなときにできれば風邪なんてひきたくないものです。体調を整えるポイントは「免疫力を高めること」です。
そこで今回は、免疫力アップにおすすめのヨガストレッチをご紹介します。家でテレビを観ながらでもできますので、寒くて家にこもりがちな方もぜひ気軽にやってみてください。
1.風邪や感染症予防にヨガが効果的
免疫力を高めるポイントのひとつは、自律神経を整えることだといわれています。そこで、注目したいのがヨガの呼吸法です。ヨガの呼吸は普段より大きく、ゆっくりと行うことが基本です。このゆっくりした呼吸は副交感神経を優位にしてからだをリラックスさせ、自律神経を整えることが期待されています。(※1)
2.免疫力を高めるヨガの腹式呼吸法
ヨガにはさまざまな呼吸法があります。今回はその中から副交感神経を高めるためにおすすめの呼吸法をご紹介します。
(1)腰と背中を伸ばして、姿勢正しく座る。不安でなければまぶたも閉じます。
(2)肩の力を抜く。一度ギュッと力を入れて肩を上げ、ストンと落とすと力が抜けやすいです。
(3)息を吐き切る。
(4)鼻からゆっくり、大きく息を吸っておなかを膨らませる。
(5)鼻からゆっくり、細く長く息を吐き出す。おなかを少しずつへこませて、丁寧に吐き切りましょう。
3.免疫力を高めるヨガポーズ3選
ここからは、免疫力を高めるのにおすすめのヨガポーズを3つご紹介します。
3-1.猫と牛のポーズ(キャット&カウ)
画像:高橋かなこ
画像:高橋かなこ
(1)四つん這いになる。
(2)息を吸って背中を反らす。
(3)息を吐いて背中を丸める。(目線は自分のおへそに向ける)
※(2)(3)を数回繰り返します。
3-2.チャイルドポーズ
画像:高橋かなこ
(1)正座をして、その場で鼻から大きく息を吸う。
(2)吐きながら上半身を前に倒していき、おでこを床につける。
(3)手は真っ直ぐ前に伸ばすか、体の横に添える。全身の力を抜いて、ゆっくり呼吸を続けましょう。
3-3.ラクダのポーズ
※腰痛がある方は、このポーズは控えましょう。
画像:高橋かなこ
(1)ひざ立ちになって、両手は腰にあてる(足は肩幅に開く)
(2)息を吸いながらゆっくり上半身を後ろに反らす
(3)余裕があれば手でかかとをつかむ
ポーズをキープしたまま3~5回ほど呼吸を繰り返します。
腰を反らすというよりは脚の付け根を前に押し出すイメージです。
4.免疫力アップには漢方もおすすめ(情報提供:あんしん漢方)
漢方薬の中には、免疫力アップのためにおすすめのものもたくさんあります。漢方薬は、心とからだのバランスを整え、からだの機能低下を根本から改善することで健康なからだづくりを目指します。
免疫力の低下が気になる方は、
・胃腸の働きをよくして、食事の消化吸収率を上げる
・血流をよくして栄養を全身に届ける
・自律神経を整え、ストレスによる疲労を減らしたり、睡眠の質を上げたりする
といった漢方薬でからだの機能を回復し、免疫力アップを目指していくのがおすすめです。
漢方薬は、免疫力の低下の改善や自律神経の乱れを整えることを得意としています。
さらに、根本からの体質改善が目指せるので、不調を治すだけでなく、不調にならないからだも手に入れられます。
<免疫力の低下や自律神経の乱れが気になる方におすすめの漢方薬>
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう):からだが疲れやすく、胃腸の働きが衰えている方におすすめです。胃腸の働きを高めて元気を補います。(※2)
・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):痩せていて食欲がなく貧血が気になる方におすすめです。元気と栄養を補って体力低下、疲労倦怠、からだの冷えに働きかけます。(※3)
ただ、初心者の方は、購入方法や副作用など不安なことも多いでしょう。そんな方は、インターネット相談窓口がある「あんしん漢方」のようなサービスを利用してみるのもおすすめです。
5.ヨガと漢方で寒い冬も元気に過ごそう
今の時代はインターネットでさまざまな情報が手に入りやすく、ヨガも漢方もすべて家で完結させることができます。冬や季節の変わり目は体調を崩しやすいです。ヨガと漢方で、からだの外側からも内側からもケアして、寒い季節も元気に過ごしましょう。
[文:あんしん漢方]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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<この記事を書いた人>ヨガインストラクター・ライター 高橋かなこ
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとして幅広い年齢層へのクラスを開催。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験を経て、美しい体を作るためには、食と思考が大切だと痛感。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」などで、同じ悩みを持つ方に向け精力的に情報発信を行う。
<漢方監修>薬剤師 木村 英子
臨床検査技師/Vedic Healer Ayurved basic course 修了
検疫所、病院にて公衆衛生・感染症現場を経験した後、インドでアーユルヴェーダに出会う
現在はAIを活用し、お手頃価格で漢方を自宅に届けてくれるあんしん漢方にて活躍中