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今回は、骨粗しょう症と骨についてその前半として「骨粗しょう症になりやすい人・なりにくい人」を中心にご紹介します。

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そもそも骨は、元々遺伝的な要素が強く、どんなに不摂生な生活をしても、全く骨粗しょう症にならない一群の人もいます。

逆に、一生懸命気をつけて食事や運動をしているのに、なってしまうケースもあります。

そのため、自分がどのような遺伝子なのかをまずは知ったほうが良いでしょう。

その上で、骨粗しょう症になりやすい人・なりにくい人にはどのような特徴があるのかお話します。

まず、なりやすい人の特徴として挙げられるのが、痩せていて小さい人や、子供の頃にあまり日光に当たらず運動もしなかった人などです。

逆に、体が大きくガッチリしている人や、子供の頃にいっぱい運動をして日光に当たったような人は、なりにくいと言われています。

ですので、あまり子供の時にスタイルなどを気にして痩せようとは思わない方が良く、骨が成長する15-16歳まではしっかり食べて骨を丈夫にするのが、長い人生の中では特に女性にとっては必要かなと思います。

とはいえ、子供の頃や若い頃は、自分が大人になった時のことなどほとんど考えないですよね。

そこで、40歳を超えたら、まずは現状の把握をすることが大切です。

そのために、年に一度骨密度の検査を受けた方がいいと思います。

 最近は薬局などで、足の裏の超音波というもので、測ってくれるところもあります。

それでも良いですが、一度骨密度測定装置(DEXA法)で測ることをおすすめします。

具体的には、大腿骨と腰椎の2箇所をレントゲンでとって検査をおこないます。

これは、骨のことを専門に診療しているクリニックや大きな病院で受けられますので、是非探して受けてみてください。

ですが、検査するだけで良いのかというとそうではありません。

次回の後半では、骨粗しょう症を防ぐために日ごろから気をつけて欲しい生活習慣についてお話します。


[文:女性医療クリニックLUNA]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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