2月5日(現地時間4日)、ウエスタン・カンファレンスの上位チームであるロサンゼルス・クリッパーズが、カイリー・アービング(ブ…

 2月5日(現地時間4日)、ウエスタン・カンファレンスの上位チームであるロサンゼルス・クリッパーズが、カイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)の獲得競争に参戦していると報じられた。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えている。

 10日のトレードデッドラインまで約1週間に迫っていたなか、突然のトレード要求を申し出たアービング。昨季オフにプレーヤーオプションを行使したが球団との契約延長交渉は失敗に終わり、今夏に制限なしフリーエージェント(FA)となるため、ネッツはトレードを成立させてアセットを獲得しておきたいところだ。

 現在、クリッパーズは若手のテレンス・マンが先発ポイントガードを務めており、控えにノーマン・パウエル、レジー・ジャクソンといったガードを抱えている。元オールスターのジョン・ウォールもチーム下に置いているが、1月16日のヒューストン・ロケッツ戦から欠場が続いており、球団はバイアウトも検討していると『Los Angels Times』は報じている。

 クリッパーズのタロン・ルーヘッドコーチとは、ともにクリーブランド・キャバリアーズで優勝を成し遂げた間柄。仮にクリッパーズへの移籍が決まれば、彼らは2016-17シーズン以来となるタッグを組むことになる。

 アービングの移籍先候補として挙げられていたロサンゼルス・レイカーズ、フェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックスの3チームを含め、フロントランナーはこれで4チーム目。トレードには相応のパッケージが用意されると予測され、アービングが加入したチームのロスターは大きく変化する可能性が高いだろう。

 どのチームが変幻自在のハンドラーを獲得するのか、トレード期限日まで候補球団の動きには注目が集まる。

【動画】レブロンとのタッグ再結成も噂されるアービング