タレントの大川成美さんは、ソフトボールで国体出場経験を持つ タレントの大川成美さんは、高校時代にソフトボールで国体に出場…
タレントの大川成美さんは、ソフトボールで国体出場経験を持つ
タレントの大川成美さんは、高校時代にソフトボールで国体に出場した経験を持つ“野球女子”だ。今はグラビアアイドルや女優の仕事を精力的にこなすが、武器でもある“美ボディ”は学生時代に培われた。
身長155センチと小柄だが、抜群の運動神経を持つ。俊足が武器で、学生時代はもっぱら1番打者を務め、出塁しては盗塁を決めるなど、千葉の強豪校でキャプテンも務めた。今も定期的に草野球で体を動かしている。ノックでは、女優とは思えない俊敏な動きを披露。左右に飛ぶ打球をグラブに収め、投じるボールには重みがある。
本格的にソフトボールを始めたのは中学生になってからだったが、甲子園に出場した経験がある父の影響で、幼少期から野球が身近にあった。千葉・銚子市出身で、右投げ左打ち。周囲からは「篠塚（和典）と同じだね！」と言われることもあった。
「現役時代は見ていないのですが、偉大な選手と同じ出身地で光栄です」。親譲りのセンスで、学生時代には三振した記憶はほどんどない。故郷の“偉人”ばりのバットコントロールで活躍し、大学から声もかかるほどの実力者だった。
女の子にエール、野球は「体が綺麗になる」
近年、野球人口の減少が叫ばれる中、女子選手は徐々に増加している。大川さんは“先輩”として、野球に取り組む女の子には「続けてほしい」と思いを語る。
「私はグラビアやってるんですけど、野球をやると、体幹や捻る動きがあるので、体が綺麗になるんですよ。将来的に見て、野球をやっててよかったなと思うことはたくさんあります」
近年は西武や阪神、巨人といったプロ野球の球団が女子チームを設立し、女子野球活性化の流れができつつある。「男に交じって大変だと思いますけど、（少年野球は）男に負けないくらい活躍できる場だとは思うので、ぜひ続けてほしいです」。まだまだ男子のイメージが強い野球だが、負けず劣らず努力する野球女子に大川さんは思いを馳せた。（上野明洸 / Akihiro Ueno）
