新球場に移転する日本ハムファイターズガール新主将も楽しみに 日本ハムの「きつねダンス」は、昨年の野球界を席巻したと言って…
新球場に移転する日本ハム…ファイターズガール新主将も楽しみに
日本ハムの「きつねダンス」は、昨年の野球界を席巻したと言っていいだろう。年末にはNHKの「紅白歌合戦」にまで登場するなど、オフもその勢いは衰えない。1月にはいよいよ、今季から本拠地とする新球場「エスコンフィールド北海道」で活動する新メンバーが決定。新たにキャプテンとなった辻菜穂子さんに、今季への熱い思いを語ってもらった。
辻さんは5年前にファイターズガールになった時から「常に全力で取り組むこと」を意識してきたという。
「昨シーズンは、大きなきっかけをいただき、それまでとは違う取り上げ方をしていただきました。大変ありがたく、貴重な経験もたくさんさせていただきました。ファンの皆さまをはじめ、たくさんの方に興味をもっていただいたおかげです。いただいたきっかけを無駄にせず、ファイターズや野球に興味をもっていただけるように、できることは何でも取り組んでいきたいです。
今季『エスコンフィールド北海道』で初めて戦うシーズンの開幕を心待ちにしている方もたくさんいらっしゃると思います。もちろん私もその1人です。ファイターズファンだけでなく、全国の野球ファンに訪れてほしいですし、そこで最高の観戦体験をしていただけるよう、私たちもより一層気合を入れてパフォーマンスさせていただきます。訪れてくれたすべての方に満足していただけるように、誠心誠意取り組んでまいります」
新メンバー7人との化学反応に期待「とてもキラキラしているな」
また、オーディションで選ばれた新メンバー7人の印象については……。
「初めて顔を合わせたときはみんな緊張の面持ちで、私もファイターズガールとして初めて先輩に会ったとき、とても緊張したことを思い出しました。話してみるとみんなかわいらしく、まっすぐな瞳がとてもキラキラしているなと感じました。これから少しずつ隠している素顔がみえてくるかもしれませんね(笑)」と先輩らしい一面をのぞかせる。
「それに、ダンス経験が豊富なメンバーが多いこともとても楽しみです! 先輩に気を使うことなく、のびのびと実力を発揮してほしいなと思います。私も気を引き締めて精進していきます」と、期待を寄せている。
新キャプテン就任からまだ数ヶ月。辻さんの言葉からはすでに、チームを牽引していく強い意思と、球団の一員としてファンを迎える立場であるという責任感を感じることができた。またファイターズガールは地域交流イベントへの出演や、道内の保育園・幼稚園訪問などにも力を入れていて、広い北海道のなかで“チームとファンを繋ぐ存在でありたい”という思いを強く持ち続けていることがうかがえる。
「全てのファンの皆さまが球場に足を運べるわけではないと思います。なかなか球場に行けない方のもとへは私たちがうかがい、ファイターズを身近に感じていただき、応援していただけるような活動にも力を入れていきたいです。北海道全体がファイターズ一色になるようなシーズンを目指します」と、意気込みを語ってくれた。(「パ・リーグ インサイト」池田紗里)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)