■島根…

■島根スサノオマジックvsレバンガ北海道(@松江市総合体育館)

GAME1:2月4日13時 GAME2:2月5日13時35分

 前々節の時点で広島ドラゴンフライズに勝率で追いつき、西地区首位に立った島根スサノオマジック。前節も連勝し、広島が1敗を喫したことで勝率でも一歩前に出た。1月は7勝1敗で終え、レギュラーシーズンを折り返してギアが上がってきた。

 三遠ネオフェニックスと戦った前節は、2戦とも64失点というディフェンスの勝利。オフェンスもGAME1が7個、GAME2が8個とターンオーバーを最小限にとどめた。3ポイントシュートが不発だったGAME1は71得点止まりだったものの、フリースローで着実に加点したことが勝利につながった。出場しなかったとはいえ、リード・トラビスがベンチ入りしたことも明るい話題だ。

 レバンガ北海道は川崎ブレイブサンダースを第2戦で撃破し、連敗を「9」で止めるとともに、ようやく2023年の初勝利を挙げた。GAME1は第3クォーターの33失点が響いてしまったが、GAME2は3ポイントシュート7本を含む39得点のブロック・モータムを中心にオフェンスが好調。最終的に95失点を喫してはいるが、前半に55得点で先手を取ったのが奏功した。ドワイト・ラモスの6スティールも、チームを勢いづけた大きな要因だ。

 北海道にとっては、今節が西地区との今シーズン最後の対戦。ここまで2勝12敗だが、1勝は広島から奪ったもの。この時は15本の3ポイントシュートを浴びせて点の取り合いを制した。長距離砲の威力で広島を上回る島根にも打ち合いを挑み、一泡吹かせることができるか。

文=吉川哲彦

■ロスター

・島根(HC:ポール・ヘナレ)

後藤翔平

ペリン・ビュフォード

安藤誓哉

ニック・ケイ

北川弘

リード・トラビス

エペ・ウドゥ※インジュアリーリスト

阿部諒

白濱僚祐

津山尚大

ウィリアムスニカ

谷口大智

・北海道(HC:佐古賢一)

橋本竜馬

ナナーダニエル弾

ドワイト・ラモス

寺園脩斗

アレックス・マーフィー

中野司

高橋耕陽

荒川颯

桜井良太

島谷怜※特別指定

ブロック・モータム

ショーン・ロング

デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト

内藤耀悠 ※ユース育成特別枠

松下裕汰