山根視来は今季のチャレンジが楽しいと話す。「久しぶりに刺激を受けながらサッカーやっている感覚があるので。すごく今は楽し…

 山根視来は今季のチャレンジが楽しいと話す。

「久しぶりに刺激を受けながらサッカーやっている感覚があるので。すごく今は楽しくサッカーできてます」

 川崎フロンターレは1月31日に名古屋と公開の練習試合を行った。二次合宿8日目のことで、対外試合としては2試合目だった。

 今季、川崎は新しい戦い方に挑戦中で、それを練習を通して理解し、実戦で試しつつある山根は「(頭は)疲れますね」と振り返る。そして「やっぱり違うプレッシャーの受け方をするので、ゾクゾクもしますし、そこでうまく剥がせた時は、なんかサッカー面白いなと思うこともあります」と楽しげだった。

 その山根は新加入選手や若手選手を含め、周囲の選手との連携について、コミュニケーションの大事さを訴えている。

「ぼくは自分がどうしたいんだっていうのを伝えて行きますけど、やっぱり何をしたいというのを発信してもらうことがすごい大切だと思うので。そういうふうに自然とできるような雰囲気とかを作っていけたらいいかなと思います」

 ちなみに、山根がパスを貰ったあと窮屈そうに見えたとの質問に対し、それはパスを引き受けた選手の準備不足で、だからこそそうならないように準備を続けたいと自分に矢印を向けていたのが印象的だった。

「基本的にはもらった時に準備しないやつが悪いと思うので。僕のプレーがそう見えたのならたぶん、(僕が)準備不足だったのかなと思う」

 そして「それぞれの選手が狙っている部分があるし、そういう(各選手が狙っている)プレーで、すごくいい攻撃につながっているシーンも練習からずっと見て来ているので。そういう選手の特徴が自分が思っていたのと違った時の準備っていうのはもっとスムーズにやって行く必要があると思います」としていた。

■川崎が4-1で勝利

 現在もチーム作りは継続中で、更に言うと右ウィングとして絶対的な存在感を示してきた家長昭博が負傷離脱中のため、山根の一列前のこのポジションは流動的。そういう意味でも、周囲の選手とのコミュニケーションは欠かせないということ。引き続きチーム作りを進めてほしいと思う。

 なお、45分3本で行われた名古屋との練習試合はそれぞれ1−0、1−1、2−0のスコアで終了。川崎がトータル4−1で勝利している。

【江藤高志】
えとう・たかし/大分県中津市出身。IT系出版社で雑誌や書籍などを編集していた1999年に、パラグアイで行われたコパ・アメリカを観戦。これを機にサッカーライターに転身した。当初は故郷のJ2クラブ、大分トリニータを取材。石崎信弘監督との縁もあり、2001年途中から川崎フロンターレの取材を開始した。15年から『川崎フットボールアディクト』を創刊し、編集長として運営。今に至る。

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