今週は東京競馬場で根岸S(ダ1400m)が行われる。過去にはモーニンやノンコノユメといった馬がこのレースとフェブラリーSで連勝を飾り、昨年の勝ち馬テイエムサウスダンは次走フェブラリーSで2着。ダート路線における出世レースと言って差し支えないだろう。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてギルデッドミラーを取り上げる。
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■6歳牝馬はクラブ規定で春シーズンの引退濃厚
ダート界に突如現れた新星。砂路線に転向した3走前から快進撃がスタート。スプリント戦の激流・内枠・良馬場と異なる条件を難なくこなしており、砂適性の高さは想像以上だ。前走内容からここはフェブラリーSへの叩き台と捉えられるかもしれないが、当レースならではのデータをご紹介したい。
・前走1600m以上で上がり3F最速【1.1.1.1】
ローテーション×脚質の掛け合わせで生まれたデータ。冒頭でのちのフェブラリーS好走馬をお伝えしたが、長めの距離適性と切れ味がマッチするのだろう。
さきほど叩き台なのでは……と記したが、陣営はこの中間に「チャンピオンズCの出走権はあったけど、あえて使わなかった」とのコメントを発している。仮に賞金加算が叶わなかった場合、クラブの規定で引退レースが濃厚なフェブラリーSに出走できない可能性があるのだ。好走ローテに加えて抜かりなく仕上げられているとなれば、低評価は禁物と言えそうだ。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。























