◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 初日(25日)◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇ サウスコース(7765yd、パー72)、ノースコース(7258yd、パー72) 4つあるパー5はいずれもパーにとどまり、322y…

初日を「69」でプレーした中島啓太。タフなサウスコースを回る2日目へ気は抜けない

◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 初日(25日)◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇ サウスコース(7765yd、パー72)、ノースコース(7258yd、パー72)

4つあるパー5はいずれもパーにとどまり、322ydと短いパー4の前半7番は3パットボギーを喫した。開幕前のプランに沿ったスコアメークとはいかなかった中島啓太だが、ノースコースの初日を「69」で3アンダー33位につけた。

フェアウェイキープ率は35.71%(5/14)にとどまった。アイアンでレイアップしようとして引っ掛けるシーンもあるなど、「(ラフが深く)曲げちゃいけないというプレッシャーがある中で、しっかり振り切れていない。ちょっとボールを置きにいっているところがあった」と振り返る。

ティショットで苦しみながらもスコアを伸ばした

ままならないティショットを2打目以降でカバー。後半は4mほどのパーパットを2度決めてしのぎ、最終18番も1.5mのバーディチャンスを逃さなかった。「(ショットが)真っすぐ行っていたわけではないですし、パー5も獲れていないんですけど、その中で良いゴルフができたと思います」とたくましかった。

推薦でのフィールド入りを生かしたい2日目はタフなサウスコースが相手だ。「特にサウスは真っすぐ行かないと難しいですし、何があるか分からない。耐えながら頑張って、試合をやりながら成長していけたら」。難コースでの一打一打が、初出場の22歳にとって糧となる。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/亀山泰宏)