脇坂泰斗は練習試合が始まるこの二次合宿のテーマとして積極性を掲げている。「チームだったり、個人としても一次キャンプでチ…
脇坂泰斗は練習試合が始まるこの二次合宿のテーマとして積極性を掲げている。
「チームだったり、個人としても一次キャンプでチャレンジしたことだったりとか、そういったところを出していくように、積極的にやっていくことが大事かなと」
そして脇坂は勝つことにこだわりたいと述べる。
「トレーニングマッチでも勝ち癖をつけていかないといけないなと思いますし、昨年は1発目の長崎に敗戦しているので。そういった意味でも今年は違うっていうのを見せたいと思います」
なお、脇坂が振り返る長崎戦とは昨季唯一公開された練習試合で、45分を3本の形式で実施。0−1、1−1、0−1のスコアで、トータルでは1−3で敗れていた。あえてその過去を振り返るのは、脇坂が指摘するようにシーズンを通しての勝ち癖をチーム全体に植え付けたいから。シーズン最初の練習試合がタイトル争いの行方を占うということではなく、とにかく目の前の1試合にこだわりたいとの決意表明だと言える。
「勝ちへの執念っていうのをやっぱり1年を通して続けていくために、このキャンプの3つ(練習試合3試合)っていうのはすごい大事な戦いになると思います」
■熱の入ったミニゲーム
当然のことながら二次合宿は練習試合が念頭に置かれた練習構成になっており、実際、より試合に近づけた練習メニューが組まれている。たとえば25日はサイド攻撃や、攻守の切り替えを意識した練習メニューなどが組まれていた。ミニゲームにも熱がこもっており、この時期特有のまだ定まっていないポジション争いの一端が見られている。
なお風雨にさらされた二次合宿初日に比べると2日目の1月25日は時折太陽が顔を見せる一日に。吹き付ける風の冷たさはあったが、気候的にはかなり過ごしやすかった。日本中が寒さに震える一日だったが、合宿地が沖縄で良かったと実感できる気候になっていた。
【江藤高志】
えとう・たかし/大分県中津市出身。IT系出版社で雑誌や書籍などを編集していた1999年に、パラグアイで行われたコパ・アメリカを観戦。これを機にサッカーライターに転身した。当初は故郷のJ2クラブ、大分トリニータを取材。石崎信弘監督との縁もあり、2001年途中から川崎フロンターレの取材を開始した。15年から『川崎フットボールアディクト』を創刊し、編集長として運営。今に至る。