冬季全国高校総体(インターハイ)の第72回全国高校アイスホッケー選手権大会(全国高体連など主催、読売新聞社共催)は24日、釧路市の釧路アイスアリーナで決勝戦が行われ、駒大苫小牧が武修館を2―0で下し、大会2連覇を果たした。 駒大苫小牧の優…

 冬季全国高校総体(インターハイ)の第72回全国高校アイスホッケー選手権大会(全国高体連など主催、読売新聞社共催)は24日、釧路市の釧路アイスアリーナで決勝戦が行われ、駒大苫小牧が武修館を2―0で下し、大会2連覇を果たした。

 駒大苫小牧の優勝は33回目で、連覇は2011、12年以来。

 昨年と同カードとなった決勝は、序盤から一進一退の攻防。両チームが何度もゴール前に迫ったが、GKの好セーブもあり、両チーム無得点のまま第2ピリオドを終えた。

 試合が動いたのは、第3ピリオド序盤。反則で武修館の選手が1人減ると、駒大苫小牧が攻勢に出て、FW寺内理雲選手(2年)がパックを押し込んだ。試合終了間際にはDF千崎龍星選手(3年)がだめ押しのゴールを奪った。

駒大苫小牧・桶谷賢吾監督 「苦しいゲーム展開だったが、3年生を中心に我慢強く守り、チャンスを待てた。苦労してきた選手たちには『おめでとう』と伝えた」

武修館・角橋裕樹監督 「全道選手権で敗れた時、選手たちは駒大苫小牧にのまれていた。しかし、今日は戦う姿勢を見せたし、勇気を持ってプレーしてくれた」