レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の弟である久保瑛史が、加入後初ゴールを決めた。■ニアサイドを打ち抜く 久…
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の弟である久保瑛史が、加入後初ゴールを決めた。
■ニアサイドを打ち抜く
久保瑛史は、兄である建英のソシエダ加入に合わせてクラブのアカデミーに移籍した。現在はカデーテ(U-16相当)でプレーしている。
その瑛史は1月21日に行われたアベチュコとのリーグ戦にアンカーとして先発出場した。すると1-1で迎えた後半31分、敵陣右ハーフスペースでボールをもらって味方に預け直すと、リターンパスを引き出してペナルティエリア右に侵入。ワントラップして右足を振り抜き、GKの手を弾く強烈なシュートでニアサイドを打ち抜いた。これが決勝点となり、チームは2-1で勝利を収めている。
久保瑛史にとってはソシエダでの初得点となったこのゴールには、日本のサッカーファンからいくつかの反応が寄せられた。
「ラ・レアルでの初ゴール決めてる!!! 上手く抜け出して、素晴らしいファーストタッチからのシュート。足の振りも速い」
「さすがですね」
「ファーストタッチが良いですね」
■兄は古巣戦へ
そんな久保瑛史の兄である久保建英もソシエダで活躍している。14日に行われたラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーではチームを勢いづけるスーパーゴールを叩き込み、勝利に大きく貢献した。
ここまで先発の座を守ってきた久保だったが、第18節ラージョ・バジェカーノ戦ではベンチスタートになると、最後まで出番はやってこなかった。スペインメディア『ElDesmarque』によると、このことについてイマノル・アルグアシル監督は「大腿四頭筋の問題で欠場させた。今週は欠場者が多く、大事な試合が続くので、リスクを冒したくなかった」と説明。活躍が期待できるこの日本代表を長期離脱させないための起用法であることを明かしていた。
クラブは25日、バルセロナとのコパ・デル・レイ準々決勝を、そして29日にはレアル・マドリードとのラ・リーガ第19節を戦う。久保にとってはどちらも古巣となるが、この大一番で再び輝くことはできるだろうか。