■信州…

■信州ブレイブウォリアーズ vs 千葉ジェッツ(@ホワイトリング)

GAME1:1月21日14時5分 GAME2:1月22日14時5分

 苦しい台所事情にもかかわらず白星を積み重ねている信州ブレイブウォリアーズは、前節も新たにウィリアム・モズリーが欠場を強いられたが、アウェーでサンロッカーズ渋谷に勝利した。前田怜緒が今シーズン最多の20得点を挙げたほか、ジョシュ・ホーキンソンと岡田侑大も20得点をマーク。ターンオーバーは18個を数えたものの、フリースローを22本すべて決めて得点を伸ばした。ディフェンスも第3クォーターが10失点と上々。今シーズン初めて2つ以上の“貯金”を作ることに成功した。

 しかし今節の相手は、レギュラーシーズンの半分にあたる30試合を終えてリーグ全体の最高勝率を残している千葉ジェッツ。前節の茨城ロボッツ戦も、今シーズン初の佐藤卓磨を含む6人が2ケタ得点をマークする猛攻で、今シーズン4度目の100点ゲーム。ハイスコアとなった第4クォーターも相手の反撃をしのぎ、これで12連勝と目下絶好調だ。26勝4敗という成績は、B1歴代最高の52勝を挙げた2018-19シーズンに並ぶペース。記録更新に大いに期待がかかる。

 今シーズンの千葉Jの武器の一つになっているのが3ポイントシュート。試投数は1試合平均で約33本にのぼり、リーグ最多となっている。ただ、元来3ポイントシュートは信州のお家芸であり、今シーズンも試投数はリーグ3位。どちらが確率良く決めるかという点と、ディフェンスにも定評のある両者が相手の長距離砲をどう防ぐかという点が、勝敗に影響を及ぼすだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター

・信州(HC:勝久マイケル)

熊谷航

栗原ルイス

マシュー・アキノ

前田怜緒

ジョシュ・ホーキンソン

サイモン拓海

三ツ井利也

ウィリアム・モズリー

生原秀将

ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト

アンソニー・マクヘンリー

岡田侑大

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)

富樫勇樹

小川麻斗

ヴィック・ロー

高橋克実 ※特別指定

二上耀

西村文男

大倉颯太

佐藤卓磨

ギャビン・エドワーズ

ラシードファラーズ

荒尾岳

原修太

ジョン・ムーニー

クリストファー・スミス