22日に中山競馬場で行われる第64回・アメリカJCC(GII、芝2200m)の過去10年データを紹介する。
同舞台のセントライト記念を制し、前走・菊花賞8着からの巻き返しを狙うガイアフォース、4連勝中の上がり馬・エピファニー、2021年のオークス馬・ユーバーレーベン、昨年6月に行われたエプソムC以来となる重賞2勝目を目指すノースブリッジなどが出走予定だ。
ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■王道GI組に明と暗のジャッジ
過去10年で最多タイとなる2勝は前走・金鯱賞組だが、11・12月開催時のもの。同じ最多タイとなる2勝の前走・有馬記念組は、2014年にヴェルデグリーンが前年の有馬記念8番人気10着から優勝し、19年にはシャケトラが2年前の有馬記念7番人気6着から復活Vに成功した。
今年は有馬記念で10番人気14着だったアリストテレスが参戦。前述2頭と同じく中山重賞ウイナーだけに“買い”と言いたいところだが、2頭はGIで連敗していただけであり、GIIでも2桁着順続きのアリストテレスでは荷が重いか。

[アメリカJCC]過去10年の前走ローテ
金鯱賞 【2.0.2.3】 勝率・連対率28.6%、複勝率57.1% 有馬記念 【2.0.0.10】 勝率・連対率・複勝率16.7% 菊花賞 【1.3.0.5】 勝率11.1%、連対率・複勝率44.4% 中日新聞杯 【1.1.3.3】 勝率12.5%、連対率25.0%、複勝率62.5% ステイヤーズS 【1.0.0.9】 勝率・連対率・複勝率10.0% サンタクロースS 【1.0.0.1】 勝率・連対率・複勝率50.0% 天皇賞・春 【1.0.0.0】 勝率・連対率・複勝率100% 凱旋門賞 【1.0.0.0】 勝率・連対率・複勝率100%
過去4頭が馬券に絡んでいるのは、前走・菊花賞組。昨年は1番人気に推されたオーソクレースが6着に敗れ、2021年は3頭が出走し1番人気のアリストテレスは優勝、3番人気のヴェルトライゼンデは2着とワンツーを決めた。
ただし、2番人気のサトノフラッグは11着と大敗するなど、その取捨は難しい。しかし、前走・菊花賞組のうち、6着以下は【0.2.0.2】と巻き返しは可能。菊花賞8着から挑むガイアフォースには朗報となるデータだ。
■重賞・GI組が過去9勝と圧倒
今回、上位人気が予想されるエピファニーは前走・ノベンバーS1着。過去に該当ローテはなく、クラス別成績で見れば前走・3勝クラスの成績は【1.0.1.12】。馬券に絡んだ2頭は芝2000m以上を勝利した馬であり、ここまで芝1800mしか出走歴のないエピファニーが初の芝2200mでどうかは未知数。むしろ、同じ前走・3勝クラス組でも、芝2200mを快勝してきた伏兵スタッドリーを狙いたくなる。
また、前走3勝クラス組よりも、重賞・GI組の活躍が目立つ。過去10年、出走頭数は多いものの【9.9.8.76】と毎年馬券に絡み、このうち24頭は芝2000m以上の重賞で3着以内の実績を持つ。重賞・GI組は【8.8.7.56】を誇る中5週以上が理想。今回この条件に合致するのは、エヒト、ガイアフォース、シャムロックヒル、バビット、ユーバーレーベンの5頭となる。
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文●SPREAD編集部



















