FAカップ3回戦再試合のウォルバーハンプトンvsリバプールが17日にモリニュー・スタジアムで行われ、0-1で勝利したリバ…

FAカップ3回戦再試合のウォルバーハンプトンvsリバプールが17日にモリニュー・スタジアムで行われ、0-1で勝利したリバプールが4回戦進出を決めた。

今月7日にアンフィールドで行われた前回対戦はホームのリバプールが一度逆転に成功したものの、最終的に追いつかれて2-2のドロー決着に。その一戦から10日後、両者はモリニューに会場を移し、ブライトンが待つ4回戦進出を懸けて再び激突した。

先週末に行われたブライトンとのリーグ戦に0-3で完敗したリバプールは、4戦目での2023年公式戦初白星を目指した一戦で先発8人を変更。週末にチェルシーとのリーグ戦を控えていることもあり、コナテとチアゴ、ガクポを除く主力をベンチに置き、ミルナーやバイチェティッチ、ツィミカスを起用。前線は右からエリオット、ガクポ、カルヴァーリョと若手が並んだ。

立ち上がりは右サイドのアダマ・トラオレの一対一の強さを生かしたホームチームが、優勢に試合を進めていく。トラオレは積極的な縦への仕掛けからゴール前のヒメネスを狙ったシンプルなクロスを入れ、相手守備陣に揺さぶりをかけた。

一方、押し込まれた入りを何とか凌いだアウェイチームは、時間の経過と共にチアゴを起点にボールを動かしながら反撃に転じていく。

すると、13分には自陣左サイドでの細かな繋ぎでプレスを剥がし、チアゴが右サイドで浮いていたエリオットに鋭いパスを通して局面を打開。そのまま相手陣内でドリブルを仕掛けたエリオットはミルナーとナビ・ケイタのランニングをオトリにボックス手前から左足を一閃。この強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、19歳MFの鮮烈な一撃で先制に成功した。

このゴラッソで勢いづくリバプールは、直後にボックス内へ侵入したツィミカスのシュートで2点目に迫るも、これは枠を捉え切れない。すると、その後は布陣を入れ替えながら微調整を図るウルブスに押し返される。

前半半ばから終盤にかけては完全にイーブンの状況が続き、ウルブスは得意のセットプレーからチャンスを窺うが、リバプールも守備陣を中心に冷静に応対。逆に、35分にはナビ・ケイタのスルーパスに抜け出したカルヴァーリョがゴールネットを揺らすが、これは明らかにオフサイドラインを越えておりゴールは認められず。

リバプールの1点リードで折り返した後半、ビハインドを追うアウェイチームは2枚替えを敢行。レンビキサとホッジを下げてネウソン・セメド、マテウス・ヌネスと主力をピッチに送り出した。

後半もキックオフ直後こそホームチームが押し込んだものの、時間の経過と共にイーブンな展開に。その中で両ベンチは60分過ぎに動く。

アタッキングサードで一工夫足りないホームチームはジョニーとモウティーニョを下げてポデンセとクーニャを同時投入。対するリバプールはガクポ、ミルナー、カルヴァーリョを下げてサラー、フィリップス、カーティス・ジョーンズを投入する3枚替えを敢行した。

この交代をキッカケに徐々に試合が動き始めると、より優位に立ったのはウルブス。前線のターゲットが2人に増えた中で再びトラオレの右サイドを使って幾度も際どいクロスを供給していくが、DFコナテを中心に粘る相手守備陣を崩し切れない。

その後、ジエゴ・コスタの投入で迫力を増すウルブスは、ボックス付近で厚みのある攻撃を何度も仕掛けていくが、ボックス内で迎えた決定機をクーニャが仕留め切れない。

そして試合最終盤は防戦一方を強いられながらも泥臭く逃げ切ったリバプールが、ウルブスを1-0で撃破して2023年初白星を奪取。ブライトンが待つ4回戦進出を決めた。