■千葉…

■千葉ジェッツvs茨城ロボッツ(@船橋アリーナ)

GAME1:1月18日19時5分

 千葉ジェッツは25勝4敗、堂々の東地区首位でオールスターブレイクを迎えた。とはいえ、アルバルク東京が2ゲーム差につけているとあって、レギュラーシーズンの折り返し地点でもある今節、シーズン後半戦のスタートをどのような形で切るかは重要だ。

 オールスター前の前節は秋田ノーザンハピネッツと対戦し、今シーズン最少の74得点に抑えられながらも、63失点とディフェンスの強固さを誇示。前半につけた7点差を第3クォーターに逆転され、ビハインドの時間帯も続いたが、第4クォーターにリードを奪い返し、終盤はクリストファー・スミスの連続得点などで突き放してみせた。これで11連勝を達成し、A東京との差をキープしている。

 千葉Jが今節ホームに迎えるのは茨城ロボッツ。年明け最初の前々節は連敗したが、前節はアウェーで群馬クレインサンダーズに23点差の大勝を収めた。フィールドゴール成功率は低かったものの、3ポイントシュートはトーマス・ケネディの5本を筆頭に効果的に決まり、ターンオーバーもわずか6個。後半に48得点とたたみかける会心の内容だった。山口颯斗は6試合連続2ケタ得点と好調だ。

 両者は約1カ月前の第12節に対戦したばかり。茨城は連敗したとはいえ、第2戦ではケネディの今シーズン最多タイの24得点の活躍などで5点差と粘り強く食らいついた。山口も2戦とも2ケタ得点を挙げており、今節も2人が千葉Jのディフェンスを攻略することが勝利には不可欠だ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)

富樫勇樹

小川麻斗

ヴィック・ロー

高橋克実 ※特別指定

二上耀

西村文男

大倉颯太

佐藤卓磨

ギャビン・エドワーズ

ラシードファラーズ

荒尾岳

原修太

ジョン・ムーニー

クリストファー・スミス

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)

トーマス・ケネディ

福澤晃平

浅井修伍※特別指定

多嶋朝飛

荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠

チェハーレス・タプスコット

中村功平

キャメロン・クラットウィグ

山口颯斗

エリック・ジェイコブセン

山口哲平 ※ユース育成特別枠

鍵冨太雅

平尾充庸

鶴巻啓太

林翔太郎

ジャワラジョゼフ