レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英へ向けられた「日本語メッセージ」が反響を呼んでいる。■久保はメッセージに…
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英へ向けられた「日本語メッセージ」が反響を呼んでいる。
■久保はメッセージに気付いた?
1月14日、ソシエダはラ・リーガ第17節でアスレティック・ビルバオと激突。ホームでのバスク・ダービーに臨んだ。この伝統の一戦に向けて久保はスタメン入りしており、日本のサッカーファンから大きな注目を浴びていた。
同様に、直近のリーグ2試合で得点を演出していた久保には、現地のファンも期待を寄せている。ビルバオ戦直前のウォーミングアップでチームがストレッチを行っていると、1人の少年サポーターがメッセージボードを掲示。そこには「武房あなたのシャツを私にくれませんか?」と日本語で書かれていた。
“建英”の字を誤って“武房”と書かれているが、日本のファンは「誤字めっちゃかわいい」とSNSで反応。他にもさまざまな声が寄せられている。
「シャツあげてほしいな」
「日本語わからんのに一生懸命書いたのわかるから気づいてあげて」
「かわいい もらえたかな?」
ラ・リーガ公式ツイッターが投稿したウォーミングアップ中の動画を見てみると、久保はそのメッセージに気付いたようにも見える。果たして少年は試合後に背番号14のシャツをもらえたのだろうか。
■MOMの大活躍
このビルバオ戦で久保は大暴れ。1-0で迎えた前半37分にはカウンターの形からダビド・シルバの縦パスを受け取ると、トラップと同時にDFの股を抜いてペナルティエリアへ侵入。そして冷静にGKの位置を見極めてネットを揺らしてみせた。
また後半15分にもエリア内へ持ち運ぶと、後ろからのファウルを誘発してPKを獲得。押し倒した相手選手にはレッドカードが提示された。さらにこのPKをミケル・オヤルサバルがきっちりと沈めて、ソシエダは点差を広げている。
久保の大活躍もあり、チームは3-1で勝利。日本代表MFはラ・リーガからマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。