16日に開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に第31シードとして出場する世界ランク33位の西岡良仁が13日、大会前の会見に登場。四大大会で初シードがついたこと、前週大会での負傷について明かした…

16日に開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に第31シードとして出場する世界ランク33位の西岡良仁が13日、大会前の会見に登場。四大大会で初シードがついたこと、前週大会での負傷について明かした。
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今季開幕戦となる前週のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)では1回戦で第5シードのH・ルーネ(デンマーク)、2回戦でM・マクドナルド(アメリカ)、準々決勝でA・ポピリン(オーストラリア)を下し4強入り。準決勝ではS・コルダ(アメリカ)と対戦し、6-7 (5-7), 0-1時点で負傷により途中棄権を余儀なくされるも、ベスト4進出を果たした。
さらに翌週の世界ランキングでキャリアハイを更新すると、全豪オープンでは四大大会初となるシードを獲得。錦織圭以来となる日本人男子2人目の快挙となった。
西岡は会見でシードで出場することについて次のように語った。
「シードに入ったことによって絶対に当たらない選手が出てくるので、ドローを見ていてすごく楽でした。2回戦までは自分よりランキングが下の選手としか当たらないので、比較的勝てるチャンスがあると思いますし、そういった相手と当たるのは気持ち的には少し違う感覚でした。今まで3回戦に行くっていうのがすごく難しかったですけど、自分のテニスをある程度できれば勝てるチャンスがある選手としか2回戦までは当たらないので気持ち的な余裕はあると思います。そこはシードに入るのと入らないとの違いだなととても感じていて、そこで勝ち切ることが次の大事なステップだと思います。チャンスがあると感じることができるのがシードの強みだと初めて感じました」
また、4強入りしたアデレードについてと同大会での負傷については次のようにコメントした。
「準決勝に行って、その試合の朝にシードが確定したんですけど気持ち的に楽になりました。そのためにアデレード国際1に出場したので、その目標をクリアしたのはよかったです。試合でも良いプレーをして勝ち上がることができましたし、シードも獲得できたので流れとしてはすごくいいと思います」
「試合のスタートから少し違和感があって、無理して動かないようにしていました。シードに入ったのもあったので、なおさら無理はしないようにしました。コーチとはシードに入らなかったら翌週も出る、もし、シードに入ったらチャンスなのでそっちに合わせると話をしていました。怪我は2日くらい休んだら、治ったので今は特に問題はないです」
今大会で西岡は1回戦で世界ランク77位のM・イメル(スウェーデン)と対戦することが決定。今回が初の顔合わせとなる。
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