オーストラリアの元プロテニス選手が、ビクトリア州の大会での八百長を含め、11の刑事告発で、ブリスベンの治安判事裁判所に出頭した。この日、抗弁は行わなかったアイザック・フロスト(オーストラリア)は保釈を許され、6月26日に法廷に戻って、その…

 オーストラリアの元プロテニス選手が、ビクトリア州の大会での八百長を含め、11の刑事告発で、ブリスベンの治安判事裁判所に出頭した。この日、抗弁は行わなかったアイザック・フロスト(オーストラリア)は保釈を許され、6月26日に法廷に戻って、その際に危険な薬物を保持し、また提供していた罪でも審判されることになる。

 この水曜日、裁判官はビクトリア州でフロストがプレーした試合は、いくつかの疑わしい賭けをひきつけた、との説明をした。

 28歳のフロストのもっとも高いランキングは651位だった。

 この一件は、2016年全豪オープン・ジュニアのチャンピオンだった19歳のオリバー・アンダーソン(オーストラリア)が、やはり八百長で逮捕されたビクトリア州トララルゴンのチャレンジャー・トーナメントについて調査を続けていた結果、明るみに出たものだった。

 5月にアンダーソンは八百長について自ら罪を認めたあと、有罪判決を逃れていたが、その後も彼は国際テニス連盟により科せられた活動停止処分中にあった。(C)AP(テニスマガジン)

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