テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルスの予選決勝が行われ、予選第30シードで世界ランク138位の綿貫陽介が第5シードで世界ランク104位のJP・ヴァリジャス(ペルー)を6-3, …

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルスの予選決勝が行われ、予選第30シードで世界ランク138位の綿貫陽介が第5シードで世界ランク104位のJP・ヴァリジャス(ペルー)を6-3, 6-4のストレートで破り、四大大会初の本戦入りを果たした。
>>西岡、ダニエルら全豪OP男子の組み合わせ<<
>>内島ら全豪OP女子の組み合わせ<<
3試合に勝利すると、16日に開幕する本戦に出場できるこの予選。綿貫は1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク543位のP・セクリッチ(オーストラリア)を6-4, 6-2、2回戦で同195位のM・ククシュキン(カザフスタン)を4-6, 7-6 (7-3), 6-3の逆転で破り、予選決勝進出を果たしていた。
綿貫はこの日の第1セット、10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは1度のブレークに成功し、33分で先行する。
続く第2セット、互いにサービスキープが続くも、第6ゲームから3ゲーム連取に成功し、1時間13分で勝利。四大大会で初めての本戦出場の切符を手に入れた。
今回の予選には男子では綿貫の他に内田海智野口莉央杉田祐一、女子では日比野菜緒本玉真唯内藤祐希土居美咲の計8名の日本勢が出場。9日、10日に行われた予選1回戦では日比野、本玉、土居、綿貫、野口、杉田が2回戦に駒を進めた一方で内田と内藤は予選敗退となった。
11日には予選2回戦に駒を進めた日本勢6選手が登場。日比野が予選決勝に駒を進めた一方で土居は試合前に棄権を表明。本玉、野口、杉田は敗れ予選2回戦で敗退した。
12日の予選決勝、日比野は予選第4シードで同102位のC・ブクサ(スペイン)に6-7 (10-12), 2-6のストレートで敗れ、本戦入りを逃している。
16日に開幕する本戦には、男子は世界ランク33位の西岡良仁と同95位のダニエル太郎、女子は同118位の内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。
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