エバートンからベシクタシュにレンタル移籍している元イングランド代表MFデレ・アリだが、両クラブから敬遠されているようだ。トルコ『Sabah Spor』が伝えている。 トッテナムでブレイクしたデレ・アリは、アントニオ・コンテ監督の下で構想外…

エバートンからベシクタシュにレンタル移籍している元イングランド代表MFデレ・アリだが、両クラブから敬遠されているようだ。トルコ『Sabah Spor』が伝えている。

トッテナムでブレイクしたデレ・アリは、アントニオ・コンテ監督の下で構想外の扱いを受け、昨年1月にフリーでエバートンへ移籍。しかし、エバートンでも同胞のフランク・ランパード監督の信頼を掴むことができず、今季から再起を図ってベシクタシュにレンタルすることになった。

新天地として選んだトルコでは、当初はレギュラーとしてプレーしていたものの、10月に新たに就任したシェノル・ギュネシュ監督からの評価は厳しく、初陣となった一戦では先発出場もハーフタイムで交代を命じられることに。試合後の会見では同選手の戦術理解度の低さを指摘し、「彼は効率性という点で期待を下回っていた」と明言した。

その言葉通りに、11月以降のリーグ戦での出番はなく、クラブも指揮官の意向を汲んで契約の早期解消を望んでいるようだ。しかし、所属元のエバートンも復帰を求めておらず、26歳の去就は宙ぶらりんとなっている。