■三遠…

■三遠ネオフェニックスvs新潟アルビレックスBB(@豊橋市総合体育館)

GAME1:1月11日19時5分

 年をまたいで開催された前々節に続き、三遠ネオフェニックスは前節もアウェー戦。西地区首位に立つ広島ドラゴンフライズに挑んだが、金丸晃輔に加えてアイゼイア・ヒックスを欠いたこともあり、あえなく連敗という結果に終わった。代わってスターターを務めたダニエル・ギデンズはGAME1で6ブロック、GAME2で11リバウンドと役割を果たし、その他の主力も2試合を通じて安定した活躍を見せたものの、追う展開を強いられる時間帯が長く、主導権を握りきれなかった印象だ。

 新潟アルビレックスBBも新年最初の節はアウェーで迎え、信州ブレイブウォリアーズと対戦。2戦とも第4クォーターに失点がかさみ、GAME1は敗れたが、立ち上がりから勢いに乗ったGAME2は、第3クォーターまでの大量リードが効いて9試合ぶりの白星を飾った。戦列に戻った杉本天昇が2戦とも2ケタ得点を挙げ、澁田怜音もGAME1で今シーズン6度目の2ケタとなる14得点、GAME2で今シーズン2番目に多い6アアシストをマークした。ただ、GAME2でケヴェ・アルマが退場し、今節は出場停止となる見込みだ。

 勝率5割に復帰してから4連敗となった三遠は、中地区4位のサンロッカーズ渋谷とのゲーム差が1つ開いたが、そのSR渋谷戦が次々節に控え、新年初ホームとなる今節と次節の富山グラウジーズ戦は確実に取っておきたいところ。12月以降の得点ラッシュで1試合平均得点が2ケタに迫っている細川一輝の活躍は不可欠だ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・三遠(HC:大野篤史)

サーディ・ラベナ

ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト

アイゼイア・ヒックス

高橋快成 ※特別指定

太田敦也

カイル・オクイン

金丸晃輔

根來新之助

半澤凌太

佐々木隆成

細川一輝

山内盛久

ダニエル・ギデンズ

大宮宏正

カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト

土屋アリスター時生

・新潟(HC:コナー・ヘンリー)

モサクオルワダミロラ雄太ジョセフ

澁田怜音

ケヴェ・アルマ

冨岡大地

スティーブン・グリーン

杉本天昇

木村圭吾

綿貫瞬

コフィ・コーバーン

ロスコ・アレン ※インジュアリーリスト

池田雄一

遠藤善

玉木祥護