国際テニス連盟(ITF)の代表であるデビッド・ハガティ氏は、マリア・シャラポワ(ロシア)のドービングの詳細に関する聴聞会はウィンブルドンの前に予定されていると話した。 ハガティ氏は水曜日の段階で、テニス・インテグリティ・ユニット(TIU…

 国際テニス連盟(ITF)の代表であるデビッド・ハガティ氏は、マリア・シャラポワ(ロシア)のドービングの詳細に関する聴聞会はウィンブルドンの前に予定されていると話した。

 ハガティ氏は水曜日の段階で、テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)が今回の件を処理するためには通常2、3ヵ月かかると話している。また6月には結論が出せるだろうとしている。

 ハガティ氏は今回の件に関して、独立した調査機関がいつ、どこで聴聞会を実施するかなどの詳細については語っていない。

 シャラポワは1月の全豪オープンでの検査でメルドニウムの陽性反応が出たと3月8日に発表して以来、暫定的な出場停止処分中だ。

 シャラポワは血流を改善する薬物であるメルドニウムに関して2006年から服用していたことを認めており、ワールド・アンチ・ドービング・エージェンシー(WADA)から今年1月1日から禁止薬物に含まれるとした文書に気づかなかったとしている。

 WADAは先週の段階でメルドニウムが体内にどの程度留まるかが不明だったため新しいガイドラインを発表したが、シャラポワの処分に関しては聴聞会の結果を見てという形になっている。

 メルドニウムに関しては200人近いアスリートたちから陽性反応が出たが、何人かのアスリートたちは今年に入ってからはメルドニウムを摂取していなかったと訴えている。

 ハガティ氏はシャラポワのケースに関しては「いまだ審議中」だとしている。

「彼女に関しては、メルドニウムのレベルに関しては問題ですらない」とWADAのディレクターであるオリバー・ニッグル氏は今週に入ってAP通信の取材に対して答えている。

 昨年の会長選挙で選ばれ任に就いたハガティ氏は、ITFと調査機関はより透明性を持った関係にしたいとしている。

 ロシア当局は、シャラポワが8月のリオデジャネイロ五輪でプレーできるように望んでいる。(C)AP