5日に中山競馬場で行われる中山金杯(GIII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。2018年以降の中山金杯で3着内に…
5日に中山競馬場で行われる中山金杯(GIII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。
2018年以降の中山金杯で3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬2頭を紹介する。ここでは、そのうち1頭を紹介する。
過去5年でディープインパクト系種牡馬の出走馬は12頭いたが、好走例は2018年1着のディープブリランテ産駒・セダブリランテスのみ。一方、昨年は4番人気1着だったレッドガラン(ロードカナロア産駒)や1番人気3着のヒートオンビート(キングカメハメハ産駒)、一昨年は5番人気2着のココロノトウダイ(エイシンフラッシュ産駒)などキングマンボ系種牡馬から好走馬を多く輩出している。2年連続で連対しており、トレンド血統と言えそうだ。
また、穴馬で狙い目なのは、ヴァイスリージェントの血を内包した馬。昨年に7番人気ながら2着に入ったスカーフェイスや、一昨年11番人気ながら3着に好走したウインイクシードなど人気薄の激走が目立っており、注意したいところ。
中山芝2000mは直線の短い内回りで2度の急坂があるコース設計。先行力やパワー、コーナーをスムーズに回るための器用さを求められるため、瞬発力を武器とするサンデー系よりも持続力のあるキングマンボ系やヴァイスリージェントの血を内包する馬が浮上してくるのだろう。
今回はキングマンボ系の馬に注目する。
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■フォワードアゲン
父はキングマンボ系のローズキングダム、母父はグラスワンダーという配合構成。3歳の6月に初勝利を挙げると、経験を積むごとに力をつけ5歳の夏にSTV賞を勝ってオープン入り。重賞は3戦経験し、馬券圏内には入れていないが、2度も入着しているなど重賞レベルの相手でも力は足りそう。
中山でも勝利を挙げるなど4勝のうち3勝は右回りコース。中山へのコース替わりは本馬にとってプラスに働きそう。懸念点としては2000m以上では3戦して勝ち鞍がない点。2000mの距離をクリア出来るかがポイントと言えそう。
また、2018年以降、父キングマンボ系×母父ロベルト系の牡・セン馬は、中山芝2000mに出走すると【2.2.3.22】、勝率6.9%、複勝率24.1%、複回収値120。なかでも1月に限ると【1.0.2.2】、勝率20.0%、複勝率60.0%、単回収値318とサンプルは少ないものの非常に高い好走率と回収率を誇っている。昨年の中山金杯では同配合のレッドガランが勝利しており、相性の良いレースと言えるし、このコースならば距離も克服してくれそうだ。
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文●中井達也(SPREAD編集部)