木曜日は中山競馬場で中山金杯(GIII、芝2000m)が行われる。年をまたいだ変則日程下での調整を余儀なくされる点から、波乱決着も珍しくない一戦。また、今年から平地競走の負担重量が引き上げられたことで、例年との比較で重い斤量を背負う馬が目立つ点にも注意すべきだ。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてラーグルフを取り上げる。
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■10人気3着馬を輩出の強力データ
前走3勝クラスを制し、再び舞い戻った重賞の舞台。すでに重賞勝利実績がある馬が揃ったメンバー構成では厳しい印象もあるが、それでも過去10年の本レースにおいて際立つデータが追い風となる。
・前走芝2000mを初角5番手以内で勝利【1.2.2.0】
馬券内は驚異の100%。そのなかには10人気3着馬や9人気3着馬といった人気薄激走も含まれる強力なデータだ。昨年春の戦績を見るより中山適性には疑問符がつくかもしれないが、2歳時には当舞台の芙蓉Sを制しGIホープフルSでも3着に入った馬。芝2000mでの持ち時計を更新し続ける昨年夏以降のパフォーマンスから、期待は高まる。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。



















